2017年のXリーグは21回目のXリーグである。8月27日に始まり、12月18日に終了した。富士通がIBMを63-23で破り2年連続3回目の優勝を決めた[1]。
第39回パールボウル
参加チーム
結果
Super 9
|
試合数
|
勝
|
敗
|
順位・所属地区
|
備考
|
パナソニック (C) |
6 |
6 |
0
|
1位・ウェスト |
準々決勝へ
|
富士通 (CPO) |
6 |
5 |
1
|
2位・イースト
|
ノジマ相模原 |
6 |
4 |
2
|
3位・セントラル
|
リクシル |
6 |
4 |
2
|
4位・イースト
|
IBM |
6 |
4 |
2
|
5位・セントラル
|
オービック |
6 |
3 |
3
|
6位・セントラル
|
エレコム神戸 |
6 |
3 |
3 |
7位・ウエスト
|
ワイルドカードへ
|
アサヒビール |
6 |
2 |
4
|
8位・イースト
|
アサヒ飲料 |
6 |
2 |
4
|
9位・ウェスト |
残留
|
- 3位~5位は直接対決の結果により、6位と7位、8位と9位は対戦相手の勝利数の合計(ソルコフ点)により決定した。
- 各地区3位のうち、イースト:アサヒビール、セントラル:オービックは、4位チーム(イースト:富士ゼロックス、セントラル:オール三菱)とのレギュラーシーズンにおける直接対決で勝利しているため、順位決定戦を行わずSuper9残留が確定、ウェスト:アサヒ飲料は、順位決定戦で4位のアズワンに勝利し、Super9残留となった。
Battle 9
|
試合数
|
勝
|
敗
|
順位・所属地区
|
備考
|
三菱 |
6 |
4 |
2
|
10位・セントラル |
ワイルドカードへ
|
アズワン |
6 |
3 |
3
|
11位・ウェスト
|
明治安田 |
6 |
3 |
3
|
12位・セントラル |
残留
|
名古屋 |
6 |
3 |
3
|
13位・ウェスト
|
富士ゼロックス |
6 |
3 |
3
|
14位・イースト
|
東京ガス |
6 |
2 |
4
|
15位・イースト
|
警視庁 (R) |
6 |
2 |
4
|
16位・イースト |
入れ替え戦に出場、X2リーグ降格
|
ホークアイ (R) |
6 |
1 |
5
|
17位・ウェスト
|
BULLS (X) |
6 |
0 |
6
|
18位・セントラル |
入れ替え戦に出場、残留
|
- 11~14位は対戦相手の勝利数の合計、15位と16位は直接対決の結果により決定した。
対戦表
イースト
|
チーム
|
前期
|
富士通
|
リクシル
|
アサヒ
|
東京ガス
|
警視庁
|
富士ゼロ
|
第4戦以降
|
成績
|
Super9
|
富士通
|
東1位
|
ー
|
○
|
○
|
○
|
|
|
●パナソニック、○アサヒ飲料、○オービック
|
5勝1敗
|
リクシル
|
中2位
|
●
|
ー
|
○
|
|
○
|
|
●ノジマ相模原、○IBM、○エレコム神戸
|
4勝2敗
|
アサヒビール
|
東3位
|
●
|
●
|
ー
|
|
|
○
|
●オービック、●エレコム神戸、○三菱
|
2勝4敗
|
Battle9
|
東京ガス
|
中4位
|
●
|
|
|
ー
|
○
|
○
|
●アサヒ飲料、●三菱、●明治安田
|
2勝4敗
|
警視庁
|
東5位
|
|
●
|
|
●
|
ー
|
○
|
●三菱、●明治安田、○BULLS
|
2勝4敗
|
富士ゼロックス
|
X2
|
|
|
●
|
●
|
●
|
ー
|
○明治安田、○BULLS、○名古屋
|
3勝3敗
|
セントラル
|
チーム
|
前期
|
オービック
|
IBM
|
ノジマ
|
三菱
|
明治安田
|
BULLS
|
第4戦以降
|
成績
|
Super9
|
オービック
|
中1位
|
ー
|
●
|
○
|
○
|
|
|
○アサヒビール、●パナソニック、●富士通
|
3勝3敗
|
IBM
|
東2位
|
○
|
ー
|
●
|
|
○
|
|
○エレコム神戸、●リクシル、○アサヒ飲料
|
4勝2敗
|
ノジマ相模原
|
中3位
|
●
|
○
|
ー
|
|
|
○
|
○リクシル、○アズワン、●パナソニック
|
4勝2敗
|
Battle9
|
三菱
|
東4位
|
●
|
|
|
ー
|
○
|
○
|
○警視庁、○東京ガス、●アサヒビール
|
4勝2敗
|
明治安田
|
中5位
|
|
●
|
|
●
|
ー
|
○
|
●富士ゼロックス、○警視庁、○東京ガス
|
3勝3敗
|
BULLS
|
東6位
|
|
|
●
|
●
|
●
|
ー
|
●ホークアイ、●富士ゼロックス、●警視庁
|
0勝6敗
|
ウェスト
|
チーム
|
前期
|
パナソニック
|
エレコム
|
アサヒ
|
アズワン
|
名古屋
|
ホークアイ
|
第4戦以降
|
成績
|
Super9
|
パナソニック
|
西1位
|
ー
|
○
|
○
|
○
|
|
|
○富士通、○オービック、○ノジマ相模原
|
6勝0敗
|
エレコム神戸
|
西2位
|
●
|
ー
|
○
|
|
○
|
|
●IBM、○アサヒビール、●リクシル
|
3勝3敗
|
アサヒ飲料
|
西3位
|
●
|
●
|
ー
|
|
|
○
|
○東京ガス、●富士通、●IBM
|
2勝4敗
|
Battle9
|
アズワン
|
西4位
|
●
|
|
|
ー
|
○
|
○
|
●名古屋、●ノジマ相模原、○ホークアイ
|
3勝3敗
|
名古屋
|
西5位
|
|
●
|
|
●
|
ー
|
○
|
○アズワン、○ホークアイ、●富士ゼロックス
|
3勝3敗
|
ホークアイ
|
X2
|
|
|
●
|
●
|
●
|
ー
|
○BULLS、●名古屋、●アズワン
|
1勝5敗
|
プレーオフ
ワイルドカード
アサヒビールvs三菱
神戸vsアズワン
準々決勝
相模原vsオービック
富士通vsエレコム神戸
リクシルvsIBM
パナソニックvs三菱
準決勝
富士通vsオービック
パナソニックvsIBM
順位決定戦
ファイナル
2017年のXリーグ#第31回ジャパンエックスボウルを参照せよ。
第31回ジャパンエックスボウル
2連覇を目指す富士通と初優勝を目指すIBMが対戦する31回目のジャポンエックスボウル。第1クォーターから富士通の攻撃が続いた。計9つのタッチダウン (第1 3つ、第2 2つ、第3 2つ、第4 2つ) を決めた富士通がIBMを圧倒し、2年連続3回目の優勝を決めた。富士通の得点は歴代最多であり、40点差も史上最多得失点差となった[1]。MVPに選ばれた中村は203ヤードのレシーブを記録し、大会新記録となった[2]。
JAPAN X BOWL 2017 特設サイト
得点経過
- ルール改正 - インスタントリプレー導入(日本国内の公式戦では初。2Q、IBMのパス成功時に富士通が要求したが、判定は覆らず)
- コイントス - 富士通が勝ち、前半のレシーブを選択
- ハーフタイムショー - NOKKO(曲:RASPBERRY DREAM、フレンズ)
- 受賞者
- MVP:中村輝晃クラーク(富士通・WR)[3]
- MIP(敢闘賞):佐藤敏基(IBM・K)
- ウォリアーズアワード(棚橋賞):勝山晃(富士通・OL)
- 大会記録
- 単独チーム得点:63得点・富士通(従来の記録は1995年・松下電工の54得点)[4]
- 両チーム得点:86得点(従来の記録は1994年の76得点(松下電工48得点・オンワード28得点))[5]
- フィールドゴール成功距離:50ヤード・佐藤敏基・IBM(従来の記録は2004年・松下電工・太田雅宏の47ヤード)[6]
- レシーブ獲得距離:203ヤード・中村輝晃クラーク・富士通(従来の記録は1998年・リクルートシーガルズ・堀江信貴の151ヤード)[7]
- 諸記録
- キックオフリターンタッチダウン:猪熊星也・富士通・99ヤード・14秒
- タッチダウンパス距離:74ヤード(コービー・キャメロン・富士通)
- インターセプトリターンタッチダウン距離:60ヤード(トラショーン・ニクソン・富士通)
勝利した富士通は第71回ライスボウルで第72回甲子園ボウルで関西学院大学を23-17で破った日本大学[8]と対戦する
入れ替え戦
入れ替え戦はBattle9に所属するクラブのうち、西地区6位と東地区と中地区の11位と12位のクラブが出場する。X2リーグからは日本社会人アメリカンフットボール協会によって推薦された西日本地区の1位と東地区と中地区の1位、2位のクラブが出場する。抽選の結果、以下の通りとなった。各試合の結果は以下を参照せよ。
ホークアイvsサイドワインダーズ
勝利したサイドワインダーズは2年ぶりのXリーグ昇格、負けたクラブホークアイは2年ぶりのX2リーグ降格となった
警視庁vs電通
勝利した電通は初めてのXリーグ昇格、負けた警視庁は3年ぶりのX2リーグ降格となった
BULLSvs東京
勝利したBULLSはXリーグ残留となった
- MVP: ベンジャミン・アンダーソン(パナソニックインパルス/QB)
- 最優秀新人: 李卓(オービックシーガルズ/RB)
- 最優秀オフェンス
- オフェンシブライン
- センター: エドモンド・デイヴィス(パナソニックインパルス)
- ガード: 望月俊(富士通フロンティアーズ)、坂口友章(パナソニックインパルス)
- タックル:小林祐太郎(富士通フロンティアーズ)、ケアラカイ・マイアバ(オービックシーガルズ)
- タイトエンド: スタントン・ジョン(IBMビッグブルー)
- ワイドレシーバー: 中村輝晃クラーク(富士通フロンティアーズ)、八木雄平(ノジマ相模原ライズ)
- ランニングバック: ジーノ・ゴードン(富士通フロンティアーズ)、白神有貴(LIXILディアーズ)
- クォーターバック: デヴィン・ガードナー(ノジマ相模原ライズ)
- 最優秀ディフェンス
- ディフェンシブラインマン: デイヴィッド・モトゥ(パナソニックインパルス)、仲里広章(オービックシーガルズ)、ブルックス・ジェームス(IBMビッグブルー)、カールトン・ジョーンズ(パナソニックインパルス)
- レフトバック: トラショーン・ニクソン(富士通フロンティアーズ)、天谷謙介(LIXILディアーズ/)、岩本卓也(オービックシーガルズ)
- ディフェンシブバック: アルリワン・アディヤミ(富士通フロンティアーズ)、藤本将司(オービックシーガルズ)、エモリー・ポリー(パナソニックインパルス)、辻篤志(パナソニックインパルス)
- 最優秀スペシャルチーム
- キッカー: 西村豪哲 (富士通フロンティアーズ)
- パンター: 佐泊眞太郎 (パナソニックインパルス)
- リターナー: 木下典明 (オービックシーガルズ)
- フェアプレー賞
脚注
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3地区時代 | |
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3地区&Super9・Battle9時代 | |
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Super9・Battle9時代 | |
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X1 Super・X1 Area時代 |
総括 | |
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X1 Super | |
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X1 Area | |
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X2・X3リーグ | |
---|
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ライスボウル | |
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