2010年のスーパースポーツ世界選手権は、F.I.M.が主催するスーパースポーツ世界選手権の第12回目のシーズン。2月28日のフィリップ・アイランド・サーキットで開幕、10月3日のマニクール・サーキットで閉幕し、全13戦でタイトルが争われた。
ケナン・ソフォーグルがユージーン・ラバティとの長い戦いを制し、最終ラウンドでタイトルを獲得した。ジョアン・ラスコーツもタイトル争いに加わっていたが、シルバーストンでの負傷で脱落、シーズン3位に終わった。
2010年の開催スケジュールと勝者
FIMによるスケジュールは2009年10月6日に発表された。前シーズンとの大きな違いはカタールでの1戦がスケジュール落ちしたことである[1]。レースは従来日曜日に開催されていたが、ミラー・モータースポーツパークでのレースは5月31日の月曜日に開催された[2]。これはアメリカ合衆国のメモリアルデーの週末に合わせて開催されたものであった[2]。FIMは2010年1月22日に変更を行い、イギリス、ドニントン・パークでの一戦がシルバーストン・サーキットに変更された[3]。
レース結果とランキング
ライダー
|
色 |
結果
|
金色 |
優勝
|
銀色 |
2位
|
銅色 |
3位
|
緑 |
ポイント圏内完走
|
青灰色 |
ポイント圏外完走
|
周回数不足 (NC)
|
紫 |
リタイヤ (Ret)
|
赤 |
予選不通過 (DNQ)
|
予備予選不通過 (DNPQ)
|
黒 |
失格 (DSQ)
|
白 |
スタートせず (DNS)
|
エントリーせず (WD)
|
レースキャンセル (C)
|
空欄
|
欠場
|
出場停止処分 (EX)
|
太字:ポールポジション
斜体:ファステストラップ
|
マニファクチャラー
参加ライダー
2010年のエントリーリスト
|
チーム
|
コンストラクター
|
車両
|
車番
|
ライダー
|
出場ラウンド
|
ケイム・ヤマハ
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
3
|
ジェームズ・ウェストモーランド[4]
|
10
|
17
|
ビリー・マコーネル[4]
|
10
|
インターモト・チェコ
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
4
|
ジーノ・レア[5]
|
全戦
|
32
|
トーマス・ホルベック[6]
|
9
|
55
|
マッシモ・ロッコリ[7]
|
全戦
|
クレスト・ガイド・レーシングチーム
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
5
|
アレクサンダー・ルンド[8]
|
1-10, 12-13
|
21
|
クリスチャン・イドン[9]
|
11
|
チーム・パーキンゴー・トライアンフ BE1 レーシング
|
トライアンフ
|
トライアンフ・デイトナ675
|
7
|
チャズ・ディヴィス[10]
|
全戦
|
14
|
マシュー・ラグリブ[11]
|
2-12
|
16
|
セバスチャン・シャルパンティエ[10]
|
1
|
25
|
デヴィッド・サローム[10]
|
全戦
|
31
|
ヴィットリオ・イアヌッツォ[12]
|
8-13
|
40
|
ジェイソン・ディサルヴォ[10]
|
1-7
|
69
|
ジュリアン・アンジョルラス[13]
|
13
|
ハームス・ベンジャン・レーシング
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
8
|
バスティン・シェゾー[14]
|
2-12
|
127
|
ロビン・ハームス[15]
|
全戦
|
クジャ・レーシング
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
9
|
ダニロ・デローモ[16]
|
1-6, 8-11
|
15
|
ニコレット・コヴァーチュ[17]
|
8
|
18
|
マーク・エイチソン[18]
|
10-13
|
19
|
アンドレア・ボスコスクーロ[19]
|
5-6
|
33
|
パオラ・カッツォーラ[16]
|
1-4
|
107
|
マウロ・ゴフィ[20]
|
12
|
チーム・トス
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
10
|
イムレ・トス[21]
|
4-5, 8-13
|
GNS レーシング
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
11
|
サム・ロウズ[22]
|
10
|
IFS ロウ・レースデイズ
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
12
|
イアン・ロウリー[23]
|
10
|
MPH レーシング
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
13
|
メリッサ・パリス[24]
|
7
|
パーカルガー・ホンダ
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
21
|
クリスチャン・イドン[22]
|
10
|
50
|
ユージーン・ラバティ[25]
|
全戦
|
117
|
ミゲル・プライア[26]
|
全戦
|
ボグダンカ・レーシング
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
22
|
ダニエル・ブコウスキー[6]
|
9
|
カワサキ・モトカード・ドットコム
|
カワサキ
|
カワサキ・ZX-6R
|
23
|
ブロック・パークス[27]
|
11-13
|
26
|
ジョアン・ラスコーツ[28]
|
1-10
|
37
|
藤原克昭[28]
|
1-7, 9-13
|
リヴァモト
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
24
|
エデュアルド・ブロヒン[29]
|
2-3, 8-9, 12
|
セトン・インターセプター
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
29
|
アレックス・ロウズ[22]
|
10
|
ワイルド・ボア・チーム
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
33
|
パオラ・カッツォーラ[30]
|
8
|
インターファイル・タイヤズ・イン・トランジット・チーム
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
34
|
ローナン・クォームビー[31]
|
11-12
|
バイクファン・セーフスカイ・ホンダ
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
6
|
38
|
ランス・アイザックス[31]
|
6
|
43
|
ジャック・ペスケンス[32]
|
6
|
HANNspree テン・ケート・ホンダ
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
34
|
ローナン・クォームビー[33]
|
10
|
51
|
ミケーレ・ピロ[34]
|
1-9, 11-13
|
54
|
ケナン・ソフォーグル[35]
|
全戦
|
121
|
フローリアン・マリーノ[36]
|
13
|
レース・ラボ・ヤマハ
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
36
|
マックス・ハント[37]
|
2, 10
|
バイク・サービス・レーシングチーム
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
44
|
ロベルト・タンブリーニ[38]
|
8, 10-13
|
ヴェルモーター 2000
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
45
|
ジャンルカ・ビジエロ[39]
|
5, 12
|
エリオン・レーシグ
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
46
|
タイラー・オドム[24]
|
7
|
プケッティ・レーシング・カワサキ・イタリア
|
カワサキ
|
カワサキ・ZX-6R
|
53
|
クリスティアーノ・ミリョラーティ[20]
|
12
|
85
|
アレッシオ・パルンボ[40]
|
3, 8-9, 12
|
VFT レーシング
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
61
|
ファビオ・メンギ[41]
|
8
|
イノザーム・レーシングチーム
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
74
|
ボシュティアン・スキュビック[6]
|
9
|
チーム・シヴィータ・レーシング
|
トライアンフ
|
トライアンフ・デイトナ675
|
77
|
アレッサンドロ・トロコラッチ[42]
|
8
|
ヴィジ・レーシング
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
82
|
イウリ・ヴィジルッチ[43]
|
8
|
インディ・スーパーバイクス・ドットコム
|
カワサキ
|
カワサキ・ZX-6R
|
86
|
ジェイソン・ファレル[24]
|
7
|
ビリー・レーシングチーム
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
88
|
ヤロスラフ・チェルニー[6]
|
9
|
チーム・ファルコン・コンペティション
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
89
|
アクセル・モーリン[36]
|
13
|
チーム・ロレンチーニ・バイ・レオーニ
|
カワサキ
|
カワサキ・ZX-6R
|
99
|
ファビアン・フォレ[44]
|
全戦
|
ソーリーメイト・ドットコム・レーシング
|
ホンダ
|
ホンダ・CBR600RR
|
110
|
ジェニー・ティンマウス[22]
|
10
|
RCGM 2B コルセ
|
ヤマハ
|
ヤマハ・YZF-R6
|
131
|
ジュゼッペ・バロン[20]
|
12
|
|
キー
|
通常参戦ライダー
|
ワイルドカード参戦
|
途中交代参戦
|
|
参照
外部リンク