1973年のロッテオリオンズ
1973年のロッテオリオンズでは、1973年のロッテオリオンズの動向についてまとめる。 この年のロッテオリオンズは、金田正一監督の1年目のシーズンである。 概要1971年以来のAクラス復帰と3年ぶりの優勝をめざすロッテは、前年10月から就任した重光武雄オーナー(ロッテ本社社長)が三顧の礼をもって国鉄、巨人で活躍した往年の400勝投手・金田正一を監督に招聘し5位に終わったチームの再建に着手。しかし前シーズンオフに、東京スタジアムの買い取りを球団が拒否したことから、このシーズンから特定の本拠地を持たないいわゆる「ジプシー球団」と呼ばれる状況に陥ったため、本拠地不在のまま他球団の本拠地を借りて公式戦を行った。日本野球機構に登記した保護地域の移動承認が規定の前年(1972年)11月までに間に合わなかったため、この年は東京都のままで、本拠地開催扱いの約半数は宮城球場で行う変則的なものとなった。 本拠地不在ながらも金田新監督のもと、チームは前期は南海、後期は阪急とそれぞれ熾烈な首位争いを演じたが、惜しくも優勝はならなかった(この年は前期優勝ながらも勝利数3位の南海が後期優勝の阪急をプレーオフで破り優勝)。しかし2位阪急の77勝に次ぐ70勝をあげ、翌1974年の優勝と24年ぶりの日本一につながった。 チーム成績レギュラーシーズン
*優勝はプレーオフで決定。3位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
オールスターゲーム1973→詳細は「1973年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
できごと
→詳細は「プロ野球再編問題 (1973年)」を参照
選手・スタッフ表彰選手
ドラフト→詳細は「1973年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
出典
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