103丁目駅(103ちょうめえき、英語: 103rd Street)はニューヨーク市地下鉄IRTブロードウェイ-7番街線の駅である。マンハッタン区アッパー・ウェスト・サイドのブロードウェイと西103丁目の交差点に位置し、1系統が終日停車する。
歴史
駅は1904年10月27日、マンハッタン本線(現在のIRTレキシントン・アベニュー線とIRTブロードウェイ-7番街線)のシティ・ホール駅 - 145丁目駅間が開通した際に開業した[3][4]。
1948年4月6日、当駅 - ダイクマン・ストリート駅間の各駅でホーム有効長の延長が行われた。以前は6両編成までの入線に対応していたが、延長工事により10両編成の列車の入線に対応できるようになった。ただし、125丁目駅のみ2ヶ月後の1948年6月11日に延長が行われている[5][6]。
駅構造
駅は相対式ホーム2面と緩行線2線・急行線1線を有した2面3線の地下駅で、中央の急行線を運行する定期列車は設定されていない[7]。また、96丁目駅 - ヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅間では南行緩行線がBB1線、急行線がM線、北行緩行線がBB4線と社内で呼称されている。なお、この呼称は旅客案内では用いられていない。
当駅はブロードウェイ-7番街線内最南端の3線の駅で、当駅南側西100丁目付近で急行線は南北緩行線に合流し終了する。更に南側で西101丁目付近でブロードウェイ-7番街線の下層に合流していたレノックス・アベニュー線からの2線がブロードウェイ-7番街線と同じ階層へ上がって7番街線南北急行線となり96丁目駅に入る。また、当駅北行ホーム中央にはレノックス・アベニュー線からの緊急脱出通路が接続している。
出入口
改札はホーム上にある。
- ブロードウェイと西103丁目の交差点北東[8]
- ブロードウェイと西103丁目の交差点北西[8]
- ブロードウェイと西104丁目の交差点南東[8]
- ブロードウェイと西104丁目の交差点南西[8]
脚注
- ^ “Our Subway Open: 150,000 Try It”. ニューヨーク・タイムズ (October 28, 1904). 2012年4月2日閲覧。
- ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2013–2018”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (July 18, 2019). July 18, 2019閲覧。
- ^ James Blaine Walker, Fifty Years of Rapid Transit, 1864-1917, published 1918, pp. 162-191
- ^ “New York City subway opens - Oct 27, 1904”. history.com (1904年10月27日). 2015年10月25日閲覧。
- ^ Report for the three and one-half years ending June 30, 1949.. New York City Board of Transportation. (1949). https://hdl.handle.net/2027/mdp.39015023094926
- ^ “More Long Platforms – Five Subway Stations on IRT to Accommodate 10-Car Trains”. ニューヨーク・タイムズ: p. 8. (1948年7月10日). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1948/07/10/archives/more-long-platforms-five-subway-stations-on-irt-to-accommodate.html 2016年3月27日閲覧。
- ^ 103rd Street NYCSubway Retrieved 2009-06-24.
- ^ a b c d “MTA Neighborhood Maps: Upper West Side”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2015年). December 30, 2016閲覧。
参考文献
外部リンク
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