鳥取県立鳥取東高等学校
鳥取県立鳥取東高等学校(とっとりけんりつ とっとりひがしこうとうがっこう)は、鳥取県鳥取市立川町五丁目にある県立高等学校。 概要前身は旧制鳥取第二中学校。全日制で普通科と県内唯一の理数科設置。かつて文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール (SSH) 指定校だった経歴がある。1922年に創立功労者の徳田平市が、4,843坪もの校地を寄付し、翌年の4月5日に開校した。林重浩初代校長により「生徒信条」(一、日々自らを鍛え、進取の気をもって、事に当たろう。二、互いに親和し、切磋琢磨を続けよう。三、自らの責任を果たし、社会に尽くす心を持とう。)が定められ、「頌徳碑」とともに「生徒訓条」(質実剛健ニシテ正義を履践スベシ、己ヲ克治シ他ヲ寛容シテ親和スベシ、勤勉日ニ新ニシテ奉公ノ誠ヲ諭スベシ)の銘文が、校内の「憩いの森」に石碑が建てられている。 鳥取東高等学校の応援歌として愛唱されている清水英明作詞の「若草萌えて」は、同志社大学の応援歌(原曲は"Tramp!Tramp!Tramp!")と同じである。これは昔「応援部」が同志社大学で合宿を行ったときに使用を許されたものであるとされている。 校章は「三つのペン」に高の文字をあしらったもので、スクールカラーは「紫紺」である。質実剛健、親和、勤勉の気風で、勉強、部活動、学校行事の「三兎を追い、三兎を得る」という教えがある。毎年、「東高祭」が、鳥取東高等学校の校地と県民文化会館の梨花ホールを会場に行われる。 沿革
部活動
校内施設校内施設としては、第一体育館、第二体育館、部室棟、旧専攻科棟、図書館棟、自習室、コモンホール(多目的利用)、研修館(宿泊研修施設)、ふれあい館(宿泊研修施設)、しののめ館(同窓会館)、食堂、第1・第2・第3(全面天然芝)グラウンド、プール、テニスコート、格技場、弓道場、トレーニングジム、多目的屋内練習場がある。普通教室は、全室冷暖房完備となっている。 校門までは銀杏並木のある専用通学路「志学の道」が整備され、校地周辺の天神川は桜の名所として知られている。 同窓会同窓会の「東雲会」(しののめかい)は、現在、東京東雲会、京阪神東雲会、東海支部東雲会があり、同窓生の交流も盛んである。旧制鳥取第二中学校の卒業生は「柏葉何回生」(鳥取第二中学校の校章が「三つの柏葉」に中の文字だったので)、鳥取東高等学校の卒業生は「山脈何回生」と記している。「鳥東」(とりとう)と略されるほか、「柏葉」(はくよう)「東雲」(しののめ)という言葉も象徴的に用いられる。2005年6月23日の第83回創立記念日を期に同窓会報「しののめ」が創刊された。 著名な卒業生
脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia