高橋久美子 (作家)
高橋 久美子(たかはし くみこ、1982年4月10日 - )は、日本の作家・作詞家[1]。ロックバンド「チャットモンチー」の元ドラマー。 来歴愛媛県出身。3人姉妹の次女で、妹は書道家として活動する高橋美佳。 愛媛県立川之江高等学校在校中から作詞を始める。鳴門教育大学に入学後軽音楽部に所属し、デイヴ・グロールやティコ・トーレスの影響を受けドラムを始める。 また、幼少時から教職に就くのが夢だったため、国語科の教員免許や図書館司書の免許を取得した。その後、同じ軽音楽部に入部してきた福岡晃子と知り合い、チャットモンチーのドラマーとして何回か勧誘されるが、教職への夢を捨てられず、また将来が保障されない音楽家という職業への懸念から誘いを断っていた。しかし、福岡から招待されたチャットモンチーのライブに足を運んだ際、アコースティックで演奏していた「橙」に感銘を受け、2003年からチャットモンチーのサポートメンバーとして活動、翌年4月4日に正規メンバーへ昇格した。 2005年、メジャー・デビューを機に上京。その後はチャットモンチーのドラマーとして活動する傍ら、2009年に画家の白井ゆみ枝らとともに「ヒトノユメ」を発足。詞・絵・建築の展覧会を開催。 2011年の春頃から「音楽に向かっていくパワーがなくなっている」「気持ちを偽りながら曲作りはできない」として脱退を考える。同年9月29日の徳島でのライブをもって正式に脱退。以降は東京カランコロン、ももいろクローバーZ、LAGOONなどへの楽曲提供、cinema staffの「小さな食卓」のショートフィルム脚本、前述の「ヒトノユメ」としての活動、エッセイや絵本・詩集の出版、各種イベントへの出演など作家・作詞家として精力的な活動を続けている[2][3][4][5][6]。 2018年、チャットモンチーのラストライブとなった「こなそんフェス2018」のアンコールにサプライズ出演。Base Ball Bear、シュノーケルと共に「シャングリラ」を披露し、バンド脱退以来7年ぶりにステージでの演奏を披露した。 人物愛称は「クミコン」。チャットモンチーではほかの2人より1学年上であるため、加入当初は橋本絵莉子から「くみこさん」と呼ばれていた。 中学・高校と吹奏楽部に所属してクラリネットを担当していたが、元々肺が弱く高校1年生の時から慢性的に肺炎を繰り返すようになりドクターストップが掛かり、止むを得ずパーカッションに転向した経歴を持つ。一方で肺活量は同年代女性の平均よりも高く、またチャットモンチーの3人のうち最高であることが後に判明した。 自他ともに認める低血圧。『親知らずを抜いた日は80/50だった』とも。 英検、漢字能力検定の準2級を取得していると自身が出演していた「ごごラジ!」で話している。 歴史関係の事柄が好きで、特に幕末を好む。最も影響を受けた人物は土方歳三。DVD『チャットモンチー レストラン デザート』では、織田信長の鎧を着て犬山城巡り、という企画を行っている。 大学時代はラーメン屋でバイトしていたことがある。 2016年に結婚。結婚式では”ミュージシャンの友達”と共に「バスロマンス」を演奏した。 2017年5月17日、『大相撲夏場所』の中継(NHK衛星第1)に和服姿でゲスト出演。 著書
ラジオ番組
楽曲提供
出典
外部リンク
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