高松市役所
高松市役所(たかまつしやくしょ)は、日本の地方公共団体である高松市の組織が入る施設(役所)である。 歴史
アクセス駐車場 (中央地下駐車場ー 中央公園地下)
庁舎
支所・出張所現在、高松市内の各地区には市役所の出先機関として7支所と21出張所が置かれており、各種住民サービスを行っている。それぞれ管轄区域が設定されているが、基本的に高松市内に住所があれば管轄以外の支所・出張所であっても利用できる。 市役所内の組織は市民政策局地域政策課。 過程第5次合併に先立つ1954年(昭和29年)6月1日、高松市は広域化する市域における行政サービスの向上を目的として、地方自治法(昭和22年法律第67号)第155条第1項の規定により、それまで編入合併した旧町村のうち昭和期に合併した5町村(第4次合併)について、その区域をもって市の出先機関を設置した[1]。その2年後の1956年(昭和31年)9月30日に高松市は周辺15町村を一度に合併する第5次合併を行い、市域が一気に広域化することになる。以後、例によって合併編入した町村には合併後その区域をもって市の出先機関を置いている。 出先機関の名称について当初は支所・出張所が混在していたが、1959年(昭和34年)10月6日に全てが出張所に統一された。しかしその後1966年(昭和41年)7月1日に山田町を編入すると、その区域に置かれる出先機関は出張所ではなく支所となった。その結果現在では1956年までに設置されたものが出張所、1966年以降に設置されたものが支所となっている。そのうち出張所の区域は明治時代の町村制施行時の区域をほぼそのまま継承したものになっていることから、支所よりも細分化された区域設定である。全体として支所の方が出張所より管轄区域が広く、地区そのものの距離が市役所から離れている。 業務支所と出張所では取り扱い業務に違いがあり、出張所の場合は主に戸籍の届出および証明、住民異動の届出および証明、印鑑登録の届出および証明、市税の納付、国民健康保険の届出および保険料の納付、国民健康保険被保険者証の交付その他の国民健康保険の被保険者の手続き[2]、国民年金の届出、母子健康手帳の交付、乳幼児医療に関する届出、老人医療費に関する届出などである。 支所の場合は上記出張所の業務に加えて、事実および身分の証明、自動車臨時運行の許可、埋火葬許可証の発行などを取り扱っており、その他平成の大合併で合併した6支所では2016年3月31日までの予定で地域審議会が設置されており、その業務も行っている。 内部組織山田および塩江の各支所には内部組織としてそれぞれ「証明書取扱コーナー」と「連絡事務所」が設置されている。 証明書取扱コーナー山田支所内の3つの証明書取扱コーナーについては、旧山田町が発足する以前の川島町・十河村・東植田村・西植田村のうち、町役場が設置された旧川島町地区を除く旧3村の村役場を継承したものである。いずれもコミュニティセンター(公民館)内に設置されているコーナーであり、住民票や印鑑登録証明書、戸籍、納税などに関する各種証明書を取り扱っている。塩江支所内の連絡事務所同様、明治時代の町村制施行時に成立した自治体の区域を継承しているという点において、このコーナーは現在高松市内にある「出張所」に相当する区域設定である。 連絡事務所塩江支所内の2連絡事務所については高松市への合併前、旧塩江町役場の下に置かれていた支所を合併後に高松市役所塩江支所の内部組織としてそのまま残したものである[3]。これら旧支所は1956年9月30日に塩江村・上西村・安原村が合併して塩江町が発足した際、塩江町役場が置かれた旧安原村役場を除く2村の旧村役場及びその区域を継承したもの。そのように明治時代の町村制施行時に成立した自治体の区域を継承しているという点において、この連絡事務所は現在高松市内にある「出張所」に相当する区域設定である。 その他、「塩江連絡事務所」は「塩江支所」の下に置かれているが、名称が同一であり上下関係が不明瞭なものになっている。これは塩江・上西・安原の3村が合併して塩江町が発足した際に役場を旧安原村役場に置いたためで、その下に置かれた(旧)塩江支所が新町名と同名の旧塩江村役場であることによる。 一覧
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