霧積ダム

霧積ダム

所在地	（霧積ダム管理所）群馬県安中市松井田町坂本1768-133
左岸所在地	群馬県安中市松井田町坂本
位置	北緯36度22分07秒東経138度42分03秒 / 北緯36.36861度東経138.70083度 / 36.36861; 138.70083
河川	利根川水系霧積川
ダム湖	霧積湖
ダム諸元
ダム型式	重力式コンクリートダム
堤高	59 m
堤頂長	305 m
堤体積	195 千 m³
流域面積	20.4 km²
湛水面積	13 ha
総貯水容量	2,500 千 m³
有効貯水容量	2,100 千 m³
利用目的	洪水調節・不特定利水
事業主体	群馬県
施工業者	佐藤工業・佐田建設
着手年 / 竣工年	1968年 / 1975年
出典	^[1]
備考	着工・竣工年は年度表記
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霧積ダム（きりづみダム）は、群馬県安中市松井田町坂本に建設されたダム。高さ59メートルの重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水を目的とする、群馬県営の治水ダムである。ダム湖（人造湖）の名は霧積湖（きりづみこ）という^[2]。

歴史

集水面積は20.4平方キロメートルで、湛水面積は13ヘクタールである^[3]。総貯水量は250万㎥^[3]。群馬県施工第一号^[4]のダムとして1968年に工事が開始され、1975年度に竣工した^[3]^[5]。

ダム直下流に安中市上下水道部の第2取水口があり、取り入れた水を坂本浄水場に送水している^[6]。

群馬県企業局は霧積ダムの放流水を活用した水力発電所・霧積発電所の建設を進めており、2024年度の稼働を予定している。既設の利水放流管から水を取り入れ、横軸フランシス水車と三相交流発電機からなる水車発電機に送水し、最大372キロワットの電力を発生する。年間発生電力量は184万4000キロワット時^[7]。

左岸より見上げる
利水放流設備（ホロージェットバルブ、直径0.8メートル^[4]）からの放流
霧積ダム管理所
群馬県営霧積治水ダム建設事業堤体工事竣工記念碑
霧積湖

交通アクセス

地図
下は碓氷湖。

JR 信越本線・横川駅 (群馬県)から自動車で15分間^[8]。
上信越自動車道・松井田妙義インターチェンジから自動車で20分間^[8]。

脚注

[脚注の使い方]

^ 霧積ダム管理所所在地は群馬県「霧積ダム」、その他は「ダム便覧」による（2023年12月2日閲覧）。
^ “霧積ダム”. ダム便覧. 2023年12月2日閲覧。
^ ^a ^b ^c “霧積ダムの概要”. 群馬県 (2011年3月1日). 2023年5月22日閲覧。
^ ^a ^b “霧積ダム”. www.pref.gunma.jp. 群馬県 (2021年8月30日). 2023年12月2日閲覧。
^ “霧積ダム［群馬県］ - ダム便覧”. damnet.or.jp. 2023年5月22日閲覧。
^ “安中市の水源”. 安中市 (2023年7月18日). 2023年12月2日閲覧。
^ “県企業局発電課が３発電所の発注計画示す”. 群馬建設新聞 (日本工業経済新聞社). (2020年10月17日) 2023年12月2日閲覧。
^ ^a ^b “霧積ダム湖”. JAPAN 47 GO. 日本観光振興協会. 2023年12月2日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、霧積ダムに関連するカテゴリがあります。

外部リンク

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