阿賀野川御前橋梁
阿賀野川御前橋梁(あがのがわごぜんきょうりょう)は、新潟県東蒲原郡阿賀町の阿賀野川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の鉄道橋である。 概要信越本線・支線(現・磐越西線)の馬下駅 - 津川駅間の延伸工事に伴って1913年(大正2年)に完成した。三川駅 - 五十島駅間の阿賀野川に架かる全長232mの橋梁である。 建設当初はシュウェドラートラス(Schwedler truss)[1]橋であったが、本橋梁の水害対策のための桁上げ、および御前トンネルの老朽化から、橋梁およびトンネルの付け替えのため、阿賀野川下流側へルートを変更することとなった。1983年(昭和58年)10月26日に、阿賀野川御前橋梁(2代目)と御前トンネル(2代目)が竣工し、新線に切り替えられた。なお、旧橋梁は橋脚ごと撤去されたが、旧トンネルは入り口が封鎖されずに現存している。 構造初代のトラス橋は、単線下路式曲弦プラットトラス(シュウェドラートラス・ピン結合)3連の形式であり、アメリカン・ブリッジ製である。 2代目のトラス橋は、2径間連続の単線下路式平行弦ワーレントラス2連の形式であり、瀧上工業製である。 周辺
脚注
参考文献
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