長谷川億名

はせがわよくな
長谷川億名
別名義 Yokna Patofa
生年月日 1985年9月29日
出生地 栃木県 那須塩原市
民族 ハプログループG
活動期間 2000年代
活動内容 ブログSF映画意識の流れ
公式サイト https://yoknahasegawa.com, https://www.centralgame.org
主な作品
イリュミナシオン、デュアル・シティ
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長谷川 億名(はせがわ よくな)は、日本の映画監督

経歴

栃木県那須塩原市生まれ。

中学時代、ハーモニー・コリンの映画「ガンモ」を再生したテレビ画面を、ホームビデオカメラで撮影したことをきっかけに、映像を作り始める。

2006年頃よりウィリアム・フォークナーヨクナパトーファ・サーガからとった、Yokna Patofa名義で作品を発表。インターネット上で国内外のアーティストと交流し、公式、非公式に映像制作を始める。2010年頃より、フィルムカメラによる写真撮影も始める。

2012年、この頃出会ったKID FRESINOを主演に、「日本零年三部作」を着想。2014年、ガジェットを使用しない思考実験SFである、「イリュミナシオン」を完成させる。 また、映画制作の際、日本風の名前で活動するため、国民的な漫画家・長谷川町子の姓とヨクナという愛称を組み合わせ、「長谷川億名」という名義を新たに作る。

2015年、長編作品「デュアル・シティ」を監督。第15回ニッポン・コネクションにおいてニッポン・ヴィジョンズ審査員特別賞を受賞[1]、SCI-FI LONDON FILM FESTIVAL[2]、BOSTON SCI-FI FILM FESTIVAL、ほか、シドニー、サンティアゴなど各国の映画祭で上映され、日本映画としては珍しい本格的なSFへのアプローチが高く評価される。[3]

2017年、第9回恵比寿映像祭において、日本零年シリーズの特集上映が行われる。

2019年、第69回ベルリン国際映画祭タレント部門に監督として招待。

2020年、飛鳥時代伝承「海女の玉取り物語」に登場する海女と、葛飾北斎による江戸時代春画蛸と海女」の海女を同一人物として解釈した短編映画「海女の珠取り物語 -北斎の海女と蛸に基づいて The Pearl Diver's Tale - After Hokusai's Ama to Tako」を監督。ダンサー振付家奥野美和詩人のShin Yu Paiとコラボレーションを行う。新型コロナウィルス感染症流行の影響でオンライン開催された NorthWest Film Forum のCadence 2020にて特別賞となる "Wild Card" Honorable mention awardを受賞。

同年、モントリオールのシアター・カンパニー Infrarouge演出家、マリー・ブラッサール(Marie Brassard)の新作舞台、"Violence"のドラマトゥルクを務めることを発表。FTA (Festival TransAmériques)での上演を皮切りにスタートする予定であったワールドツアーもまた、2021年以降に延期された。[4]

特徴

人物

  • スナップ撮影中の森山大道に偶然遭遇し、撮影されたことがある。その際の写真は、カルティエ現代美術財団の「DAIDO TOKYO」展などで展示された他、本人のプロフィール写真としても使用されている。[5][6]
  • Wikipediaの執筆者である。初めて作成したページは、写真家の清野賀子[7]

作品

映像作品

映画

  • イリュミナシオン illuminations(2014)- 監督・撮影・脚本・編集
  • デュアル・シティ Dual City(2015)- 監督・脚本・編集

短編映画

  • 始祖鳥なんとかかんとかの死 第一章 鎖骨の消失 The last day of archaeopteryx Chapter 1 the vanishment of clavicular(2005)
  • 海女の珠取り物語 -北斎の海女と蛸に基づいて The Pearl Diver's Tale - After Hokusai's Ama to Tako (2020)
  • 虚祀鼎 The Uncarved Block (2020) - 山井隆介との共同監督

ビデオ

  • ポップ・グループ「Forces Of Oppression」 (2007)- 監督、撮影、編集
  • DARKSIDE MIRRORS「TELEPHONE」(2007)- 監督、撮影、編集
  • In Broken English「Time is a thief」(2008)- 監督、撮影、編集
  • Milhaven「The east is red」(2008)- 監督、撮影、編集
  • Susan Matthews「Splinters」(2008)- 監督、撮影、編集
  • HTRK「Look Down the Line」(2009)- 監督、撮影、編集
  • Stormy (2010) - 監督、撮影、編集
  • Rahole (2010) - 監督、撮影、編集
  • lloy「scaredy catty / New wave ver」 (2010) - 監督、編集
  • HTRK「Eat Yr Heart」(2011)- Fan video - 監督、編集
  • Evade live documentary in Mush・room Macau (2016) - 監督、撮影、編集
  • Vessel「Paplu (Love That Moves the Sun)」(2019)- Fan video - 監督、CG制作

写真

  • アセンション・リバー Ascension River(2013)
  • KID FRESINO「Conq.u.er」カバー(2015)- 撮影
  • 67eyes (2017)

テキスト

  • Poetic Response For Barry Doupé (100 Amiga paintings、Wil Aballe Art Projects、2017)

書籍

  • 67 eyes (SPACE CADET、2017)

ミックス・テープ

  • Amoeba(29:59 project、2017)

展覧会

受賞

脚注

関連項目

外部リンク