週刊漫画TIMES
『週刊漫画TIMES』(しゅうかんまんがタイムス)は、芳文社が発行する漫画雑誌。 概要日本初の週刊漫画雑誌として1956年11月創刊[2]。毎週金曜日に発売。通称『週漫(しゅうまん)』。キャッチコピーは「一週間をユカイに生きる!」[3]。 『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)・『漫画サンデー』(実業之日本社、2013年休刊)とともに、中壮年世代向けの漫画誌として名高い。3誌ともに、かつては大人漫画(ナンセンス漫画)を中心とした構成であったが、大人漫画の退潮により、1960年代後半からはストーリー漫画の雑誌になっている。[独自研究?] 1970年代からの『ゴラク』『マンサン』競合誌時代には、アウトロー系の漫画が多く連載されていたが、2000年代以降はほぼ皆無になっている。2000年代以降は、『モーニング』や『ビッグコミック』などのヤング向け青年漫画雑誌と足並みを揃え、特定の職業を題材に恋愛や社会問題を絡めた職業もの・社会派作品が多くなった一方で、陸乃家鴨、真鍋譲治、ハルミチヒロ、板場広志などアダルト系の漫画家としても活動する作家が一般向け作品を連載することも多い。[独自研究?] 連載作品のうち、毎号掲載なのは四分の一程度で、その他は不定期連載となっており、雑誌の巻末には4号後までの掲載スケジュールが載せられている。2012年からは公式サイト上でも同様の内容を掲載している[3]。 大人漫画誌が前身だったことから、過去には、植田まさし、鈴木義司、小島功、東海林さだお、コジロー、田中しょうらによるナンセンス漫画・4コマ漫画も数多く掲載されていたが、ナンセンス漫画は針すなおの「ウイークエンド笑」が2016年に終了したのを最後に掲載されていない。[独自研究?]なお、植田と東海林は当誌で漫画家デビューを果たした。[要出典] 派生誌として『週漫スペシャル』や『別冊週漫スペシャル』などがあり[4]、いずれもお色気路線に特化した漫画誌だったが、現在は休刊している。また、4コマ専門誌『まんがタイム』は本誌の増刊として刊行が開始された[4]。 1969年から1980年まで、明治神宮野球場の外野にフェンス広告を出稿していた。[要出典] 2019年3月に『週刊漫画TIMES』と『まんがタイムきらら』およびその姉妹誌(『MAX』・『キャラット』・『フォワード』)との合同コミックアプリ兼コミックサイトであるCOMIC FUZを公開した[5]。 表紙創刊時から長らく、写真風のリアルなタッチで描かれた女性の一枚絵が表紙を飾っていた。[独自研究?] 表紙イラストはイラストレーターの塚本馨三(つかもと けいぞう)が1970年から担当。1970年4月11日号から2008年7月18日号までの38年5ヶ月の期間を対象として「一雑誌のイラスト制作者として世界一長いキャリア」の名目でギネス・ワールド・レコーズに認定されている[6]。 その後も休むことなく担当していたが、2010年ごろから掲載作品のカラーイラストを塚本のイラストに端に添える形となり、2010年10月29日号からは逆に掲載作品のカラーイラストがメインとなった。そして、2011年5月6日号をもって塚本は表紙担当を降板[6]。連続掲載記録は41年で終了となり、表紙は掲載作品のカラーイラストのみとなった。 なお、塚本が表紙を手がける以前の大人漫画誌時代は、画家の宮永岳彦が表紙イラストを執筆していた。 単行本単行本のレーベルは「芳文社コミックス」である。 連載作品の全話単行本化は一部の作品しかなされず、単行本化されても初期の数巻のみ刊行され、未単行本化話数を積み重ねながら長期連載となったり、コンビニコミック(芳文社マイパルコミックス)での発売という場合もある。[独自研究?] しかしながら、2010年以降に連載開始した作品は単行本収録話数(1巻9話前後)の倍数に合わせて完結し、全話単行本化される傾向にある。[独自研究?] 現在連載中の作品2025年1月10日時点の連載作品。 不定期連載
過去に掲載されていた作品あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行・わ行
映像化作品漫画以外の連載企画・読み物連載中の企画・読み物
過去に連載された企画・読み物
発行部数これらの部数は全国出版協会発行の「出版指標 年報」掲載の推定値であり、実数ではないので注意が必要である。
注釈
出典
関連項目外部リンク
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