まんがタイムラブリー
『まんがタイムラブリー』は、芳文社が発行していた若年層向け4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)。原則として毎月13日に発売されていた。B5判、大部分の時期において中綴じであったが、初期と最終期には無線綴じの号もあった。 歴史
傾向2011年1月売りの号を休止(前月売りの号を2011年1・2月合併号扱いと)し、翌月より笑いや起承転結の枠組みに囚われない、物語性に重点を置いたストーリー4コマ主体の誌面へリニューアルされた。その名のとおり、いわゆる「ギャグ漫画」に該当する作品が他の4コマ誌と比較して極めて少ないことが最大の特徴である。雑誌の体裁も中綴じから無線綴じへと変更され、『まんがタイムきらら』系列の読者層と同じか、あるいはそれよりもさらに若い世代に当たる漫画好きの若年層読者(10代後半 - 30代前半)にターゲットを絞った雑誌として発行されていた。 リニューアル前は、女性をターゲットに置いた誌面、作品構成がされており、ライトな恋愛をテーマに置いた作品が割合の多くを占めていた。もともと他の系列4コマ誌と比べてストーリー形式の作品が多いことも特徴のひとつであった。 かつては『ラブリー』共々『まんがタイムジャンボ』、『まんがタイムスペシャル』も同様の女性向け路線を取っていたが、2000年代中盤以降より両誌ともターゲットを『きらら』系の読者層より一回り程度高い年齢層の男性読者(主におたく第2世代中心)へと路線変更し、萌え系4コマ誌としての色合いが年を追うごとに強くなっていることから、現在では系列誌の中で唯一純粋な女性向け4コマ誌の体裁を保つ雑誌としての位置づけが長らく続いてきた。しかし実際には本誌においても『まんがタイムきらら』系各誌の影響を幾分か受けており、他誌の例に漏れず男性向け萌え系4コマ作品も掲載されていた。2000年代後半以降では男性向け4コマの色合いも次第に強くなりつつあり、男性読者も少なくない状況にあった[1]。 リニューアル後に掲載された作品
リニューアル前まで連載されていた主な作品全て2011年1・2月合併号にて終了。連載期間の長い順に記し、移転先がある場合はそれも記載。
過去に連載されていた主な作品2011年1・2月合併号時点、連載開始号の古い順
表紙の変遷4コマ誌においては、他のジャンルの漫画雑誌と異なり、表紙イラストが1名の作家によって複数月連続して担当される、という特徴がある。ここでは、本誌の表紙イラストを担当していた作家・作品と、その担当していた期間を記す。まんがタイム7本誌の中で最も表紙の変更が多い(これは1999年2月 - 10月号まで毎月変化しているためである)。
特集対象作家
脚注
関連項目
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia