越谷レイクタウン![]() 越谷レイクタウン(こしがやレイクタウン)は、埼玉県越谷市にあるニュータウンである。2008年(平成20年)3月に街開きした。 概要開発主体は独立行政法人都市再生機構。計画人口約22,400人、施行面積225.6 ヘクタール (ha) の大規模な開発地帯である。旧地域名は東町(あずまちょう)。 長年、周辺の問題となっていた中川・綾瀬川・元荒川流域の治水と新市街地整備を同時に実施するため、区画整理地内に大規模な治水施設として大相模調節池を造成し、商業施設、集合住宅、公園などを誘致・建設して調節池の周辺一帯をニュータウンとして整備した。 歴史![]() (2007年9月2日撮影) ![]()
主な施設イオンレイクタウン日本一大きなショッピングセンターである。東埼玉道路の西側に飲食店やシネマコンプレックスを含めた専門店が入るトライアングルモールの『kaze(旧名称:A街区)』(店舗面積52,207平方メートル (m2)、駐車場2,400台)とアウトレットモールの『レイクタウンアウトレット』(店舗面積26,740m2 、駐車場2,200台)、東埼玉道路の東側にイオンをキーテナントとするハイブリッドモールの『mori(旧名称:B街区)』(店舗面積101,480m2・駐車場5,800台)が設置されている[3]。トヨタオートモール(店舗面積4,500m2)も出店している。 大相模調節池同地域に流れる中川、綾瀬川、元荒川の治水を目的とした調節池。明治から昭和初期に存在した大相模村から大相模(おおさがみ)調整池と称する。面積は39.5 haで不忍池の約3倍に相当する。周辺は遊歩道や桟橋などが整備されており、イオンレイクタウンにも出店しているゼビオグループヴィクトリアの主催で、毎年11月に越谷レイクタウンランニングが開催される。池ではヨットやカヌーの練習をする様子もみられる。 見田方遺跡公園越谷レイクタウン駅北口駅前にある公園。芝生広場やイベント広場がある。造成前は越谷市斎場に隣接したが、現在地へ移転して見田方遺跡が隣接する。造成移転前の竪穴建物、郷土資料収納館、古民家など歴史資料・施設は設置されていない[4]。 旧東方村中村家![]() 古民家である旧東方村中村家住宅はもと武蔵国埼玉郡八条領東方村に建てられていたもので、東方村下組の名主であった中村家の居宅である。 東方村は元禄11年(1698年)に幕府領から忍領に組み込まれ廃藩置県まで続いている。下組中村家の記録によると、旧東方村中村家住宅は安永元年(1772年)に建てられたとの記録があり、建築年代の確認できるものでは越谷市最古の住宅である。本住宅は家人の生活の必要の為、あちこちに増改築が施され、江戸時代における村役人の家の構造を現代に伝えている。 施設内に併設する展示室では、同地域の見田方遺跡から出土した土器等の出土品の見学ができる。[5] 越谷レイクタウンの景観越谷市はレイクタウンの景観に関して以下のように定めている[6]。 景観形成の方針
景観形成の基準
景観のギャラリー
アクセス
越谷レイクタウンを舞台にした作品など
脚注
関連項目外部リンク座標: 北緯35度52分47.2秒 東経139度49分24秒 / 北緯35.879778度 東経139.82333度 |
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