西ノ口駅

西ノ口駅*
西口(2023年8月)
にしのくち
NISHINOKUCHI
TA17 大野町 (1.3 km)
(1.0 km) 蒲池 TA19
地図
所在地 愛知県常滑市住吉町四丁目131
北緯34度55分28秒 東経136度49分36.5秒 / 北緯34.92444度 東経136.826806度 / 34.92444; 136.826806座標: 北緯34度55分28秒 東経136度49分36.5秒 / 北緯34.92444度 東経136.826806度 / 34.92444; 136.826806
駅番号 TA  18 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 常滑線
キロ程 25.4 km(神宮前起点)
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
994人/日
-2019年[1]-
開業年月日 1913年大正2年)3月29日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
*2004年現在地に移転と同時に上下副本線新設
テンプレートを表示

西ノ口駅(にしのくちえき)は、愛知県常滑市住吉町にある名鉄常滑線である。駅番号はTA18。一部の急行は当駅に特別停車し、ミュースカイや特急、快急の通過待ちをする。

歴史

駅構造

8両編成対応の島式2面4線ホームの橋上駅で無人駅駅集中管理システム(管理駅は常滑駅[4])が導入されている。エレベーター、エスカレーターはない。橋上駅化当初は常滑線・空港線の駅では当駅が唯一トイレのない駅であったが、後に設置された。

空港線開業に伴い、輸送力増強に向けて待避線留置線を有する現在の駅舎になった。それまで常滑線太田川駅 - 常滑駅間には待避線のある駅がなかった。また太田川駅 - 常滑駅間では新舞子駅とともに8両対応ホームを有する数少ない駅である(下り線は当駅のみ8両対応)。日中留置線にはミュースカイが1編成留置されている。

なお、朝に2本(5時11分と5時35分)、この駅始発の中部国際空港行きの普通列車がある。いずれも名古屋方面の待避線である4番線から発車する。このうち5時11分発は名鉄全線で最も早く発車する列車である(常滑駅から来た回送が当駅から折り返して営業運行に入る)。また、平日朝のみ常滑方面へ向かう急行2本が待避を行うため、特別停車を行う。また、昼間は普通列車が上下線ほぼ同時刻に ミュースカイの待避を行う。

4番線ホームは留置線に入る列車への支障を減らすため不自然に削られている。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 TA 常滑線 下り 中部国際空港方面[5] 待避線
2 本線
3 上り 太田川金山名鉄名古屋方面[5]
4 待避線

配線図

西ノ口駅 構内配線略図

太田川・
名古屋方面
西ノ口駅 構内配線略図
常滑・
中部国際空港方面
凡例
出典:[6]


利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は787人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中244位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中24位であった[7]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は711人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中253位、常滑線・築港線(24駅)中21位であった[8]

「とこなめの統計」によると、当駅の一日平均乗降客数は以下の通り推移している。

年度 1日平均
乗降人員
2002年(平成14年) 511
2003年(平成15年) 493
2004年(平成16年) 483
2005年(平成17年) 511
2006年(平成18年) 563
2007年(平成19年) 658
2008年(平成20年) 719
2009年(平成21年) 726
2010年(平成22年) 726
2011年(平成23年) 715
2012年(平成24年) 741
2013年(平成25年) 787
2014年(平成26年) 743
2015年(平成27年) 791
2016年(平成28年) 859

常滑線・空港線では、日長駅に次いで2番目に少ない。

駅周辺

近年は駅東側の国道155号247号の周辺で住宅地の開発も行われている。

隣の駅

名古屋鉄道
TA 常滑線
ミュースカイ特急快速急行急行準急
通過
急行(平日朝下り2本のみ停車)
大野町駅 (TA17) - 西ノ口駅 (TA18) - (一部蒲池駅 (TA19)) - 常滑駅 (TA22)
普通
大野町駅 (TA17) - 西ノ口駅 (TA18) - 蒲池駅 (TA19)

脚注

  1. ^ 令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  2. ^ a b 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、256頁。ISBN 978-4777013364 
  3. ^ 運賃改定の実施について』(プレスリリース)名古屋鉄道https://www.meitetsu.co.jp/train/ticket_fare/unchinkaitei202403/index.html2024年3月17日閲覧 
  4. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
  5. ^ a b 西ノ口(TA18)(にしのくち) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  7. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  8. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 

関連項目

外部リンク