藤吉夏鈴
藤吉 夏鈴(ふじよし かりん、2001年〈平成13年〉8月29日 - )は、日本のアイドルであり、女性アイドルグループ・櫻坂46のメンバーである[3]。大阪府出身[3]。 略歴2001年(平成13年)8月29日、大阪府で生まれる[3][4]。中学生時代は吹奏楽部に所属していた[5]。高校時代には吹奏楽部の部長を務めているが、本人は「あんまりまとめられた感はなかった」と語っている[6]。 2018年(平成30年)8月19日、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』に合格し[7]、同年11月10日、欅坂46に加入する[注 1]。同年12月10日に開催された『欅坂46二期生 / けやき坂46三期生 お見立て会』(日本武道館)でステージデビュー[10]。その際のライブパフォーマンスで披露された楽曲「サイレントマジョリティー」ではセンターを務めた[10]。 2020年(令和2年)2月29日、国立代々木競技場第一体育館で開催された『第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER』にて、ランウェイデビュー[11]。同年12月9日に発売された櫻坂46の1stシングル『Nobody's fault』の収録曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」で、初めてセンターポジションを担当した[12][13]。同年10月14日、自身の所属するグループが欅坂46から櫻坂46に改名した[14]。 2023年(令和5年)6月28日に発売された櫻坂46の6thシングル『Start over!』の表題曲で、初めて表題曲のセンターポジションを担当した[12]。同年12月11日、自身の公式Instagramを開設する[15]。 2024年(令和6年)1月19日より放送・配信が開始された『アオハライド Season2』(WOWOW)で連続ドラマ初出演[13][16]。同年8月9日に公開された映画『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』で、映画初出演にして主演を務めた[17]。 人物愛称は、かりん[1]、かりんちゃん[2]。自身の名前である「夏鈴」は、「夏の昼下がり、風鈴がカランとなったら涼しげで小さなひとつの風鈴で周りの景色が全く変わって見える、そんな存在」を意味する[4]。 ライブパフォーマンスやドラマなどの映像作品では、その独特な存在感から注目を集めていた[18]。藤吉について、櫻坂46の楽曲「偶然の答え」のMV監督を務めた林希は、「映像にクオリティを与えてくれるものが備わっている」と評している[18]。また、櫻坂46元メンバーの渡邉理佐は、「ミステリアスとかクールなイメージがあるが、楽曲に対して色々考えてパフォーマンスしているので頼もしい存在」と述べている[19]。 趣味として、古着屋めぐり、タピオカの飲み歩きを挙げている[20]。リラックス方法は、音楽を聴くこと。よく聴いている音楽はスピッツの楽曲[21][22]。よく読み返す本は『流浪の月』[23]。好きな映画は『怪物』、『千と千尋の神隠し』、『街の上で』、『グランド・ブダペスト・ホテル』[23][24]。好きな食べ物は和食、トマト、カルビ[25][24]。憧れの人は山﨑天[21]。喋ることが苦手[21]。 欅坂46・櫻坂46希望する進路がなく、教師に何回も呼び出されて怒られていたといい、その当時の環境が嫌になっていたという[27]。そんな時、『坂道合同新規メンバー募集オーディション』を知った[27]。坂道シリーズについては乃木坂46以外知らなかったというが、合格すれば上京できることから、現状から逃げ出せるのではないかと思い、同オーディションに応募した[27]。オーディションでは、森田童子の「ぼくたちの失敗」を歌唱した[4]。 櫻坂46のシングル表題曲でセンターポジションを担当しているものは、「Start Over!」[12][28]で、その他の収録曲でセンターポジションを担当しているものは、「なぜ 恋をしてこなかったんだろう?」[12][28]「Plastic regret」[28][29]「偶然の答え」[28][30]「Microscope」[28][31]「一瞬の馬」[28]である。好きな櫻坂46の曲は「桜月」[32]。 作品シングル
アルバム
映像作品
出演→欅坂46・櫻坂46のメンバーとして複数名で出演したものについては「櫻坂46 § 出演」を参照
テレビドラマ
映画
バラエティコマーシャルファッションショー
脚注注釈出典
外部リンク
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