この項目では、生物の体に影響を与える物質の概要および文化的概論について説明しています。総論については「薬 」を、特に生物摂取用途でないものを含む調合された化学物質については「薬品 」をご覧ください。
コーヒー やその他の飲料に含まれるカフェイン は、世界で最も広く使われている向精神薬 である[ 1] 。北米 の成人 の90%がこの物質を日常的に摂取している[ 2] 。
約90%のアセチルサリチル酸と、少量の不活性充填剤および結合剤から構成されるアスピリン の素錠 (未コーティングの錠剤)。アスピリンは、痛み 、発熱 、炎症 の治療によく用いられる医薬品 である。
薬物 (やくぶつ、英 : drug )とは、生物が摂取することでその生理 や心理 に変化をもたらす物質のことである[ 3] [ 4] 。一般に薬物は、食品 や栄養サポートのための物質とは区別される。薬物の摂取 方法(投与経路 )には、吸入 (英語版 ) 、注射 、喫煙 、皮膚に貼るパッチ (英語版 ) を介した吸収 (英語版 ) 、座薬 、または舌下で溶かす (英語版 ) などがある。
薬理学 で「薬物」とは、生体に投与されると生物学的な効果をもたらす化学物質を指し、一般にその構造はわかっている[ 5] 。「医薬品 」(medication )とは、「薬剤」または「薬」とも呼ばれ、薬物治療 、治癒 、予防 、診断 、あるいは健康 の促進のために使用される化学物質である[ 3] 。伝統的に薬物は薬用植物 から抽出し入手していたが、最近では有機合成 によっても得られるようになった[ 6] 。医薬品は、限られた期間で使用する場合と、慢性疾患 に対して定期的に使用する場合がある[ 7] 。
多くの医薬品は、薬物分類 (英語版 ) で分類される。それは、化学構造 が類似しており、同じ作用機序 (同じ生物学的標的 への結合)を持ち、関連する作用機構(細胞レベルの機能・細胞学的な変化)を持ち、同じ疾患の治療に使用される関連医薬品のグループである[ 8] [ 9] 。最も広く使用されている医薬品分類システムである解剖治療化学分類法 (ATC)では、医薬品に固有の英数字からなるATCコード を割り当て、ATCシステム内の特定の薬物分類に割り当てている。もう一つの主要な分類システムは、生物薬剤学分類 (英語版 ) (BCS)である。これは、溶解性と浸透性または吸収 性に基づいて薬剤を分類するものである[ 10] 。
向精神薬 とは、中枢神経系 の機能に影響を与え、知覚 、気分 、または意識 を変化させる化学物質である[ 11] 。これらの薬物は、興奮剤 、抑制剤 、抗うつ薬 、抗不安薬 、抗精神病薬 、幻覚剤 のような異なるグループに分けられる。これらの向精神薬は、精神障害 を含む幅広い医学的症状 の治療に有用であることが世界中で証明されている。世界で最も広く使用されている薬物は、カフェイン 、ニコチン 、アルコール (英語版 ) などで[ 12] 、これらは薬用ではなく娯楽目的で使用されるため、レクリエーショナルドラッグ (娯楽用薬物)とも見なされている[ 13] 。すべての薬物には、潜在的な副作用がある[ 14] 。いくつかの向精神薬の乱用は、嗜癖 (しへき、依存症)や身体的依存 を引き起こす可能性がある[ 15] 。興奮剤の過用は、精神刺激薬精神病 を引き起こす可能性がある。多くのレクリエーショナルドラッグは違法 であり、それらの禁止 (英語版 ) を目的とした「麻薬に関する単一条約 」などの国際条約が存在する。
語源
英語の「drug 」という名詞は、古フランス語の「drogue 」に由来し、おそらく「乾燥(樽)」を意味する中期オランダ語の「droge (vate) 」から派生したと考えられ、乾燥物として樽に保存した薬用植物を意味する[ 16] [ 17] 。
薬剤
ネキシウム (エソメプラゾール)は、プロトンポンプ阻害剤 で、胃酸の分泌を抑えるために使用される。
「薬剤」や「薬」とは、病気 や医学的症状を治療したり改善したりするために服用する薬物 のことである。また、将来的な効果が見込まれる予防医学 としての使用もあるが、既存・既往の病気または症状を治療するものではない。薬剤の調合は、政府 によって3つのカテゴリーに分けて規制 されることが多く、薬局 やスーパーで特別な制限なく購入できる「一般用医薬品 」、医師の処方箋を必要とせずに薬剤師 が調合する「要指導医薬品 」、および資格のある医療従事者 、通常は医師 の処方箋が必要な「処方箋医薬品 」に分けられる[ 18] 。
イギリスでは、市販の医薬品は薬局販売医薬品 (英語版 ) と呼ばれ、薬剤師または薬剤師の監督のもと、登録された薬局でのみ販売することができる。これらの薬剤は、ラベルに文字 P で示されている[ 19] 。
処方箋 なしで入手できる薬の範囲は国によって異なる。医薬品は通常、製薬会社 によって製造され、開発者に製造する独占的権利を与えるために特許 を取得していることが多い。特許を取得していない(または特許の有効期間が切れている)ものは、特許権者からの制限やライセンスなしに他社が生産できるため、ジェネリック医薬品 と呼ばれる[ 20] 。
精神的および宗教的な使用
勇猛なアマゾンのシャーマン
サン・ペドロ (英語版 ) は向精神作用のあるサボテン
一部の宗教、特に民族宗教 の中には、エンセオジェン (entheogens )と呼ばれる薬物の使用に完全に基づいているものがあり、ほとんどは、サイケデリックス、解離性麻酔薬 、せん妄発生薬 などの幻覚剤 である。エンセオジェンとして使用される薬物には、興奮剤 、鎮静薬 、多幸化薬 、麻酔薬 として作用するカヴァ がある。カヴァ植物の根を使って作られた飲料は、太平洋 の文化圏で飲まれている。
異文化の一部のシャーマン は、宗教的なエクスタシー を達成するために、「内なる神を生み出す」[ 21] と定義されるエンセオジェンを使用している。アマゾンのシャーマンは、この目的のために幻覚剤であるアヤワスカ (yagé )を使用する。マサテコ族 のシャーマンは、向精神作用の植物であるサルビア・ディビノラム を宗教的に用いる長い伝統を持っている。この植物はスピリチュアルヒーリング(霊的療法)の場で、幻視的な意識状態 を促進するために使用される[ 22] 。
シレネ・カペンシス (英語版 ) は、コサ族 では神聖な植物とされており、エンセオジェンとして使用されている。その根は伝統的にシャーマンの導入プロセスにおいて、鮮明な(コサ族によれば予言的な)明晰夢 を誘発するために使用されている。この植物は、よく知られているドリームハーブのカレア・テルニフォリア (英語版 ) に似た、天然起源のオネイロゲン (英語版 ) に分類される[ 23] 。
小さな棘のないサボテンのペヨーテ は、幻覚性をもつメスカリン の主な原料であり、おそらくは5000年前からアメリカ先住民 によって使用されてきた[ 24] [ 25] 。現在、ほとんどのメスカリンは、不安定なペヨーテからではなく、特にサン・ペドロ (英語版 ) など数種の柱サボテンから採取されている[ 26] 。
また、エンセオジェニックな大麻使用 (英語版 ) も何世紀にもわたって[ 27] 広く行われてきた[ 28] 。ラスタファリ運動 では、宗教的儀式の聖餐としてマリファナ (ガンジャ)を使用する。
一般にマジックマッシュルーム やシュルームと呼ばれる幻覚性マッシュルーム(シロシビン マッシュルーム)は、長い間エンセオジェンとして使用されている。
スマートドラッグとデザイナードラッグ
向知性薬 (こうちせいやく、nootropics )は、一般に「スマートドラッグ 」(smart drugs )とも呼ばれ、人間の認知能力 の向上を標榜している薬物である。向知性薬は、記憶、集中、思考、気分、および学習能力を改善するために使用される。学生の間で「勉強薬」[訳語疑問点 ] として次第に使われるようになった向精神薬は、メチルフェニデート (商品名: リタリン)であり、注意欠陥・多動性障害 (ADHD)やナルコレプシー の治療に使われている[ 29] 。高用量のメチルフェニデートは高い依存性 を示す恐れがある[ 30] 。深刻な依存症は、精神病 、不安障害 、心臓病につながる可能性があり、この薬物の使用は、自殺や過量服用の増加に関係している。学生用途の外で使用するための証拠は限られるが、それが一般的であることを示唆している[ 29] [ 30] 。メチルフェニデートの静脈内処置は、リタリン肺 (英語版 ) [訳語疑問点 ] と呼ばれる肺気腫 性障害を引き起こす可能性がある[ 31] 。
「デザイナードラッグ 」(designer drugs )と呼ばれる別の薬剤が作られている。今日、デザイナードラッグと呼ばれるものの初期の例は、麦角 から合成されたLSD である[ 32] 。他の例としては、身体能力を向上させるために服用される「デザイナーステロイド 」(designer steroids )のような能力増強薬 (英語版 ) の類似物があり、この目的のために(合法か否かにかかわらず)プロのスポーツ選手によって使用されることがよくある[ 33] 。その他のデザイナーズドラッグは、向精神作薬の効果を模倣する。1990年代後半から、これらの合成薬の多くが同定されている。日本やイギリスでは、これにより多くのデザイナードラッグが、一時指定薬物 (英語版 ) として知られる新しい規制薬物のクラスに追加されるようになった。
合成カンナビノイド はより長期に渡って作られており、デザイナーズドラッグの脱法ハーブ に使われている。
レクリエーショナルドラッグの使用
大麻 は一般的に使用されるレクリエーショナルドラッグ である[ 34] 。
レクリエーショナルドラッグ (英語版 ) (recreational drug 、娯楽用薬物)とは、前向きな感情や気持ちを生み出すために、中枢神経系を変化させることで意識状態を変化 させることを主な目的とした薬物(合法、規制、または違法)である。幻覚剤のLSD は、レクリエーショナルドラッグとして一般的に使用されている向精神薬である[ 35] 。
一部の国内法 (英語版 ) では、さまざまなレクリエーショナルドラッグが禁止されており、また、娯楽目的で使用できる可能性のある医薬品は、しばしば厳しく規制されている。しかし、それらは多くの管轄域で合法 (英語版 ) であり、文化的にも広く受け入れられているレクリエーショナルドラッグは数多くある。大麻 は、世界で最も多く消費されている規制対象のレクリエーショナルドラッグである(2012年現在)[ 36] 。多くの国でその使用は違法であるが、いくつかの国で通常は個人的な使用に限定するという条件で合法的に使用 (英語版 ) されている。大麻は、マリファナ (草の葉)の形でも、ハシシ (樹脂)の形でも使用できる。マリファナはハシシよりも穏やかな形の大麻である。
合法的なレクリエーショナルドラッグの消費や購入には年齢制限がかけられる場合がある。多くの地域で合法的に受け入れられているレクリエーショナルドラッグには、酒類 、タバコ 、ビンロウジ 、カフェイン 製品などがあり、世界の一部の地域では、カート などの薬物の合法的な使用が一般的である[ 37] 。
娯楽目的で使用される多くの合法的な中毒性物質には「リーガル・ハイ」あるいは「ゲートウェイ・ドラッグ 」と呼ばれるものがある。これらの中でも最も広く使われているのがアルコールである。
薬物の投与
すべての薬剤は、いくつかの経路 で投与 することができ、多くの場合、複数の経路で投与することができる。
薬物の規制
多くの国には、薬物の製造や使用を管理および監督し、さまざまな薬物法を施行する政府機関がある。1961年に採択された国際条約 「麻薬に関する単一条約 」では、医療研究 (英語版 ) や治療に用いられるものを除いて麻薬の使用を禁止している。1971年に、新しいレクリエーション用の向精神薬や幻覚剤を扱うために、第二の条約「向精神薬に関する条約 」を導入する必要があった。
向精神作用の植物である「サルビア・ディビノルムの法的地位 (英語版 ) 」は、多くの国で異なり、さらには米国内の州 (英語版 ) でも規制の程度が異なる。
米国
米国の連邦機関 (英語版 ) の食品医薬品局 (FDA)では、食品の安全性 、タバコ製品 (英語版 ) 、栄養補助食品 、処方薬 および市販薬 、ワクチン 、バイオ医薬品 、輸血 、医療機器 、電磁波 放出機器、化粧品 、動物用飼料 (英語版 ) [ 39] 、動物用医薬品 の規制 と監督を通じて公衆衛生 の保護および促進する責任を負っている。
インド
インドでは、インド政府内務省管轄の連邦法執行機関および情報機関である麻薬取締局 (英語版 ) (NCB)が、「麻薬および向精神薬法 (英語版 ) 」の規定に基づき、麻薬密売 の対策と違法薬物の国際的な使用支援を任務としている[ 40] 。
日本
日本国内における薬物規制に関する法律は、薬物四法(あへん法 、大麻取締法 、麻薬及び向精神薬取締法 、覚醒剤取締法 )、麻薬特例法 、医薬品医療機器等法 などがある。うち、薬物四法と国際条約との対応は次の通りである。
日本では、タバコ は二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律 、アルコール 飲料は二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律 による規制がそれぞれ存在する。
参照項目
薬物の一覧
脚注
出典
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推薦文献
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外部リンク
DrugBank , a database of 13,400 drugs and 5,100 protein drug targets
"Drugs" , BBC Radio 4 discussion with Richard Davenport-Hines, Sadie Plant and Mike Jay (In Our Time , May 23, 2002)
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