荒尾聡荒尾 聡(あらお さとし、1981年6月28日 - )は、日本のオートレース選手。福岡県築上町[1]出身。27期、飯塚オートレース場所属。福岡県立築上西高等学校卒業。 選手データ
グレードレース戦歴
人物・経歴荒尾聡は「21世紀最初のニューヒーロー」と言われた選手である。 幼少の頃、オートレースの大ファンであった祖父に連れられて飯塚オートレース場に行き、そこで初めてオートレースを目の当たりにした荒尾は、4、5歳の頃から「オートレーサーになる」という決意を固めていた。 2001年4月に選手としてデビュー。養成所で優秀新人賞を受賞しただけあって、デビュー当時から荒尾の評価は高かった。デビュー翌年には最優秀新人賞をはじめとする多数の賞を受賞し、その年の12月には2級車でのバンクレコードをマーク。翌2003年には早くもS級にランク入りし、2004年4月のSG第23回オールスターオートレース(山陽オートレース場)でSG初優出を決めると、翌年6月にはGI初制覇を達成。その年の後期には史上最年少のS1レーサーとなった。 中村政信(19期、元飯塚オートレース場所属)を尊敬している一人でもある。中村のスター性や心意気というものに魅せられ、オートレーサーへの志を更に強くしたと言っても過言ではない。しかし、その中村は荒尾がデビューする1年半前に無念の死を遂げる。昔からの憧れであり、目標としていた選手だけに、共に走りたかったと荒尾は語る。 2019年8月には、ラーメンチェーン店などを運営するワイエスフードとスポンサー契約を締結し[2]、さらに2023年4月1日には同社のグループ店舗である「山小屋 新北九州空港店」について、荒尾がオーナーとなって運営する(レースのない時期には荒尾自身も厨房に立つ)こととなった[3]。 2024年9月19日、「特別GI 共同通信社杯プレミアムカップ」(山陽オートレース場)にて、オートレース史上31人目、現役選手では16人目の通算勝利数1000勝を達成した[4][5]。 関連項目脚注
外部リンク
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