舟木智介
舟木 智介(ふなき ともすけ、1月1日 - )は株式会社コナミデジタルエンタテインメント所属のゲームミュージックの作曲家。主にBEMANIシリーズのゲーム制作に携わっている。神奈川県平塚市出身。主な名義としてTOMOSUKE(ともすけ)、Zektbach(ゼクトバッハ)などがある(後述)。 人物公式サイトなどでは主にTOMOSUKE名義を使用しているが、一部の楽曲では黒猫ダンジョン、The Epic of ZektbachシリーズではZektbach名義、Shizue(徳井志津江)とのユニットではOrange Lounge名義を使用するなど、楽曲やコラボレーションによって名義を分けている事も多い。 理系大学に進学するが、サークル活動を経て一度はあきらめていた音楽への道を志すようになった。 BEMANIシリーズでは、AC版『Dance Dance Revolution Disney RAVE』、『ダンスマニアックス』や『MAMBO A GO GO』の制作に携わった後、 『GUITARFREAKS』、『drummania』の制作を経て、『pop'n music』のサウンドディレクターとして活動していたことがある。 楽曲に固有の世界観や物語性を付加した作品作りも制作スタイルの特徴の1つとして挙げられ、いわゆるコンセプトアルバム形式を取り入れた作品作りも行っている。beatmaniaIIDXシリーズから始まった「ゼクトバッハ叙事詩シリーズ」や、キャラクターと音楽をテーマとした楽曲配信企画「ひなビタ♪」「バンめし♪」などがあるが、いずれも楽曲のみに留まらず、文章、映像などの他メディアも駆使した表現に大きな特色がある。 バンめし♪等のプロデュースを中心として活動しているためか、アーケード事業がコナミアミューズメントへ移管された後もコナミデジタルエンタテインメントに在籍している。 主な楽曲Dance ManiaX
MAMBO A GOGO
beatmania
beatmania IIDX
GUITARFREAKS/drummania
pop'n music
ee'MALL
DanceDanceRevolution
jubeat
REFLEC BEAT
ノスタルジア
ひなビタ♪名義は特に明記しない限り「日向美ビタースイーツ♪」。
特典曲など
楽曲提供
代表作ゼクトバッハ叙事詩→「The Epic of Zektbach」を参照
凛として咲く花の如く『pop'n music 15 ADVENTURE』にて「紅色リトマス」名義で発表された和風ロックの楽曲。ゲーム上のジャンル名表記は「撫子ロック」。作詞はあさき、歌唱はオカマチコが担当。TOMOSUKE本人はこの曲で作曲からゲームに付随するキャラクター「KANOKO(鹿ノ子)」や歌詞のコンセプトまでトータルに手がけた。 『DanceDanceRevolution X』収録時点で、BEMANIシリーズにおいて初めて当時現行稼働していたBEMANIシリーズ全機種収録を達成した楽曲である。その後もBEMANIシリーズの機種増加とともに収録機種数を徐々に伸ばしている[4]。なお収録機種数においては、後にDJ YOSHITAKAの「FLOWER」(初出『jubeat knit APPEND』)が記録を更新している。 また、BEMANIシリーズ以外にも『チュウニズム』シリーズにも収録されている。 『SOUND VOLTEX』シリーズには本楽曲の代わりに、『BOOTH』稼働時よりマチゲリータによるアレンジ版「凛として咲く花の如く スプーキィテルミィンミックス」が収録されている。 後述する『ひなビタ♪』でも本楽曲が重要な役割を果たしている。tricotにより歌唱されたものが作中の日向美ビタースイーツ♪結成のきっかけになったとされている他、彼女たち(の声を担当する声優5名)がカバーした「凛として咲く花の如く 〜ひなビタ♪ edition〜」がシーズン1のラストを締めくくる曲として発表され、こちらもBEMANIシリーズ各種に収録されている[5]。 本作の流れを汲む続編曲として『pop'n music 18 せんごく列伝』収録の「黒髪乱れし修羅となりて」(ジャンル名表記「撫子メタル」、アーティスト名義「村正クオリア」、こちらの作詞・歌唱は茶太)が位置付けられている。こちらもひなビタ♪において霜月凛(CV: 水原薫)によりカバーされている(タイトルは「黒髪乱れし修羅となりて ~凛 edition~」)上、「凛として~」と同様BEMANIシリーズの殆どの機種に収録されている[6]。 ひなビタ♪コナミデジタルエンタテインメントによるweb連動型音楽配信企画。企画・原案・音楽監修で舟木が全面的に関わっている。 →「ひなビタ♪」を参照
アルバム
脚注出典
関連項目外部リンク
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