美方ケーブルネットワーク

美方ケーブルネットワーク株式会社
Mikata Cable Network Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 MMネット
本社所在地 日本の旗 日本
919-1123
福井県三方郡美浜町久々子第31号2番地1
北緯35度36分03.1秒 東経135度54分54.3秒 / 北緯35.600861度 東経135.915083度 / 35.600861; 135.915083座標: 北緯35度36分03.1秒 東経135度54分54.3秒 / 北緯35.600861度 東経135.915083度 / 35.600861; 135.915083
設立 1999年平成11年)1月26日[1][2]
業種 情報・通信業
法人番号 5210001010930 ウィキデータを編集
事業内容 有線テレビジョン放送事業
代表者 代表取締役社長 西村正樹[2]
資本金 5470万円
(2022年6月30日時点)[2]
従業員数 10人(2022年6月30日時点)[2]
主要株主 嶺南ケーブルネットワーク 100%
(2023年4月1日時点)[3]
外部リンク https://www.mmnet-ai.ne.jp/
テンプレートを表示

美方ケーブルネットワーク株式会社(みかたケーブルネットワーク)は、福井県三方郡美浜町に本社を置き、同町および三方上中郡若狭町をサービスエリアとしケーブルテレビインターネットIP電話事業を行っているケーブルテレビ局である。略称通称MMネット(エムエムネット)[2][3]

かつては美浜・若狭両町が出資する第三セクターであったが、2023年令和5年)4月1日嶺南ケーブルネットワーク(RCN)は両町が保有するすべての株式を取得、同社の完全子会社となった[3]

概要

農林水産省が進める中山間地域振興事業の一環として、ケーブルテレビの整備が行われた。幹線は光ファイバーケーブルで整備されており、電柱の分岐器から各家庭への引込み線は同軸ケーブルとなるHFC方式であるが、2020年度より電柱の分岐器から各家庭への引込み線も光ファイバー化(FTTH方式)を進めており、整備が完了したエリアよりFTTH方式のプランが適用される[4]

前述のとおり、美浜町・若狭町が出資する第三セクターであったが(出資比率はいずれも44.06%、2022年時点)[2]、RCNは両町保有の全株式を取得し完全子会社とした[3]

沿革

主な放送チャンネル

地上波系列別再送信局

NHK-G NHK-E NNN/NNS ANN JNN TXN FNN/FNS JAITS
NHK福井 福井放送 朝日放送テレビ 毎日放送 福井テレビ びわ湖放送
KBS京都

テレビ局

チャンネルは2024年時点。2021年度(令和3年度)より設備の更新工事を行っており、料金プランも変更される予定である[9]。なお、2022年に開局したBS松竹東急BSJapanextBSよしもとの再送信は行っていない(2024年時点)。

凡例
ファミリー:地上波・コミュニティ[9]
ライト:地上波・コミュニティ・BS[9]
デラックス:地上波・コミュニティ・BS・CS[9]
●:各コースで視聴可能のチャンネル
※:別途申し込みが必要となるチャンネル
チャンネル 放送局・チャンネル名 デラックス ライト ファミリー
011 NHK総合福井
021 NHK Eテレ 福井
031 びわ湖放送
041 毎日放送
051 KBS京都
061 朝日放送テレビ
071 福井放送
081 福井テレビ
091 行政チャンネル
092 消防チャンネル
093 MM47ちゃん(コミュニティチャンネル)
094 お天気チャンネル
101 NHK BS
141 BS日テレ
151 BS朝日
161 BS-TBS
171 BSテレ東
181 BSフジ
191 WOWOWプライム
192 WOWOWライブ
193 WOWOWシネマ
200 スターチャンネル
211 BS11イレブン
222 BS12 トゥエルビ
231 放送大学テレビ
201 時代劇専門チャンネル
206 スーパー!ドラマTV
210 GAORA SPORTS
211 スカイ・A
212 ゴルフネットワーク
213 アニマックス
214 日本映画専門チャンネル
215 J SPORTS 1
216 J SPORTS 2
217 TBS NEWS
218 日経CNBC
219 スペースシャワーTV
220 歌謡ポップスチャンネル
251 TBSチャンネル 1
252 ミステリーチャンネル
253 ホームドラマチャンネル
254 キッズステーション
255 WOWOWプラス
262 MONDO TV
501 衛星劇場
700 えんてれ
764 東映チャンネル
820 グリーンチャンネル 1
821 グリーンチャンネル 2

音声告知器

音声告知器は各加入世帯に配布されていたが、2021年(令和3年)7月31日で運用を終了[9]。同年8月からは個別受信機の運用を開始している[9]

インターネット事業

インターネットはケーブルテレビと同様にHFCFTTHの2方式が使用されているが[2]、前述の更新工事終了後にFTTH方式に統一される予定である[9]

HFC方式

  • エコノミープラン:下り最大1Mbps
  • スーパーMMプラン:下り最大20Mbps
    • RCNのサーバを経由してインターネットに接続している[2]

FTTH方式

  • 光20M:最大20Mbps[9]
  • 光200M:最大200Mbps[9]
  • 光1G:最大1Gbps[9]

脚注

  1. ^ a b 美浜町 2010, p. 376.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『ケーブル年鑑2023』サテマガ・ビー・アイ、2022年10月15日、175頁。ISBN 978-4-901867-86-3 
  3. ^ a b c d 「美浜、若狭町のCATV「MMネット」 RCN(敦賀)が完全子会社化」『福井新聞』2023年4月1日、9面。
  4. ^ ケーブルテレビ更新工事について - MMネット
  5. ^ 美浜町 2010, p. 436.
  6. ^ a b 美浜町 2010, p. 377.
  7. ^ a b 広報みはま 2010年9月号” (PDF). 美浜町企画政策課. p. 10 (2010年8月23日). 2023年4月16日閲覧。
  8. ^ 広報わかさ No.207 2022年7月号”. 若狭町. p. 2-5 (2022年6月15日). 2023年4月11日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j 広報みはま 2021年10月号” (PDF). 美浜町まちづくり推進課. p. 4-6 (2021年9月22日). 2023年4月16日閲覧。

参考文献

  • 美浜町誌編纂委員会 (編)『わかさ美浜町誌 第1巻 ふりかえる美浜』美浜町、2010年3月31日。 

関連項目

外部リンク