第22回全日本吹奏楽コンクール第22回全日本吹奏楽コンクールは、1974年に開かれた「全日本吹奏楽コンクール」の第22回大会である。この記事では、大会の概要と詳細、結果について記す。 概要詳細1974年に開催された全日本吹奏楽コンクールの第22回大会。この年は1970年から採用されたグループ表彰で、5出5金が達成される年でもあった。5出5金とは、5年連続全国大会出場でさらに5年連続金賞受賞すると翌年の全国大会は欠場する制度である。実際、5団体が5出5金を達成した。その5団体は翌年、招待演奏を行った。当時は5出5金を達成すると、翌年の全国大会で特別に招待演奏が出来た。なお、その5団体とは「豊島区立第十中学校」、「西宮市立今津中学校」、「関西学院大学応援団総部吹奏楽部」、「ブリヂストンタイヤ久留米工場吹奏楽団」、「蒲郡市吹奏楽団」の5団体である。また、天理高等学校も金賞を受賞すれば5出5金を達成出来るはずだったが、難課題曲の「高度な技術への指標」を選んで銀賞であった。また、尼崎市吹奏楽団も金賞を受賞すれば5出5金であったが、天理高校と同じく「高度な技術への指標」を選んで銀賞に終わったため5出5金の達成はならなかった。尼崎市吹奏楽団は1979年に開かれた第27回全日本吹奏楽コンクールでも金賞を受賞すれば5出5金を達成するはずだったが、この年も銀賞である。そのために、尼崎市吹奏楽団は5出5金のチャンスを2回とも逃し、5出5金の達成はなかった。 この年の高校の部で、今では吹奏楽の名門「大阪府立淀川工業高等学校」(現:大阪府立淀川工科高等学校)が初出場した年でもある(結果は銀賞)。また、全国大会の常連校である「秋田県立秋田南高等学校」も初出場している(結果は銀賞)。 なお、この年の初出場は「那覇市立石田中学校」(金賞)、「西宮市立上甲子園中学校」(銀賞)、「三木市立三木中学校」(銀賞)、「兵庫県立兵庫高等学校」(銀賞)、「群馬県立前橋商業高等学校」(銀賞)、「大阪府立淀川工業高等学校」(銀賞)、「秋田県立秋田南高等学校」(銀賞)、「札幌光星高等学校」(銀賞)、「琉球大学吹奏楽部」(銀賞)、「電電東京吹奏楽団」(銀賞)、「MSC吹奏楽団」(銀賞)の11団体である。 結果中学の部
高校の部
大学の部
職場の部
一般の部
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