第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣
第2次ドミートリー・メドヴェージェフ内閣(ロシア語: Второе правительство Медведева)は、2018年5月18日に成立したドミートリー・メドヴェージェフを首相とするロシア連邦の内閣[1]。2020年1月15日、メドヴェージェフは憲法改正で「大統領が全ての決定をできるようにするため」として内閣総辞職を表明した[2]。 首班指名2018年5月7日、2018年ロシア大統領選挙の結果を受けてウラジーミル・プーチンがロシア連邦大統領に就任し、同日ドミートリ―・メドヴェージェフを首班に指名[3]、ロシア連邦議会国家院(下院)でも過半数の議席をもつ与党統一ロシアがメドヴェージェフ支持を決定したことから、ここでメドヴェージェフ留任が事実上決まった[4]。5月8日、ロシア自由民主党もメドヴェージェフ支持を表明し、閣僚候補6名を推薦した[5]。一方、ロシア連邦共産党と公正ロシアは同日メドヴェージェフと会談した上でメドヴェージェフ不支持を表明した[6][7]。 1991年以降はじめて、副首相候補が下院国家院での公聴会前に指名されている[8]。 国家院承認2018年5月8日、国家院はドミートリー・メドヴェージェフを首相とすることを承認した。採決の結果は、投票数430票うち賛成374票、反対56票であった[9]。
組閣2018年5月18日、メドヴェージェフはプーチン大統領に対し組閣案を提示した[10]。 このとき併せて、ロシア教育・科学省を教育省と科学・高等教育省に分割し、ロシア通信・マスコミ省をデジタル発展・通信・マスコミ省に改称し、副首相を10名まで任命できることとした。同日プーチン大統領は大統領令に署名した[11]。 2018年5月18日、メドヴェージェフは閣僚名簿を提出し、プーチンは同日これを承認した[12]。 内閣発足後の改称
閣僚
脚注
外部リンク |