ロシア内務省
ロシア内務省(ロシアないむしょう、ロシア語: Министерство внутренних дел、略称:МВД、ラテン文字での略称はMVD、英語: Ministry of Internal Affairs of the Russian Federation )は、ロシアの内政を管掌しロシアの警察機関を持つ。2016年以前は、分離独立運動対策のための軍事組織ロシア国内軍を有していたが、現在はロシア国家親衛隊として独立している。 歴史独立国家共同体(CIS)成立に先立ち、1991年12月19日、ボリス・エリツィンは、内務機関と国家保安機関を統合するロシア・ソビエト連邦社会主義共和国保安・内務省(ロシア語: Министерство безопасности и внутренних дел РСФСР)の設立を命令した。12月25日、独立国家共同体(CIS)が正式に成立し、ソ連内務省の機能・機関が正式に移管されたが、1992年1月、最高裁判所の決定により保安・内務省は廃止され、内務省と保安省に分離された。 1992年2月、組織犯罪総局及び経済犯罪総局を設置。3月、捜査活動法が採択され、ロシアの捜査活動は内務省の内規ではなく、法律により初めて規制されることとなった。 2016年4月、国内軍をはじめとした武装組織が独立し、国家親衛隊とされた。これにより内務省は純粋な警察組織とされた[1]。同時に移民庁と麻薬流通監督庁は内務省の一部とされ[2]、それぞれ移民総局と麻薬統制総局となった。 機構
国家親衛隊に移された機構国内軍系公共秩序警備部系
組織犯罪・テロ対策部系
歴代内務大臣
出典関連項目外部リンク
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