第13方面軍(だいじゅうさんほうめんぐん)は、大日本帝国陸軍の方面軍の一つ。
沿革
1945年2月、本土決戦に備えた防衛軍の隷下部隊として編制され、司令官、参謀長及び参謀副長は東海軍管区の司令官、参謀長、参謀副長を兼任した。
1945年4月から新編成の第1総軍隷下に移り、6月には第54軍が隷下部隊に加わった。
基本情報
- 通称号:秀
- 編制時期:1945年2月1日
- 上級部隊:第1総軍
- 最終位置:名古屋
第13方面軍の人事
司令官
※東海軍管区司令官を兼任
参謀長
※東海軍管区参謀長を兼任
- 藤村益蔵(陸士30期):1945年2月1日 - 1945年7月5日
- 柴田芳三(陸士32期):1945年7月5日 - 1945年10月22日
- 重安穐之助(陸士33期):1945年10月22日 -
参謀副長
※東海軍管区参謀副長を兼任
- 花本盛彦(陸士34期):1945年4月30日 - 1945年6月1日
- 重安穐之助(陸士33期):1945年6月1日 - 終戦
終戦時
- 司令官:岡田資中将
- 参謀長:柴田芳三少将
- 参謀副長:重安穐之助少将
- 高級参謀:大西一大佐
- 高級副官:米丸正熊大佐
- 兵器部長:梅津真少将
- 経理部長:吉川仲三郎主計中佐
- 軍医部長:猪坂威軍医中佐
- 獣医部長:簗瀬元獣医大佐
- 法務部長:岡田痴一法務少将(昭和20年6月10日法務中将)
隷下部隊
直轄部隊
- 独立戦車第8旅団:当山弘道中将
- 第9工兵隊司令部:小野口忱少将
- 独立工兵第70大隊:瀧上信一少佐
- 独立工兵第108大隊:
- 独立工兵第116大隊:
- 砲兵部隊
- 砲兵情報第4連隊:笠松清少佐
- 独立山砲兵第15連隊:堀俊治中佐
- 独立重砲兵第38大隊:
- 独立重砲兵第41大隊:
- 自走砲第6大隊:
- 迫撃砲第15大隊:
- 迫撃砲第22大隊:
- 通信部隊
- 電信第40連隊:花沢節郎少佐(最終位置:犬山)
- 電信第53連隊:福田清市少佐
- 第13方面軍通信隊:
- 兵站部隊
- 第52兵站地区隊:(最終位置:名古屋)
- 第19野戦輸送司令部:飯塚純大佐(最終位置:名古屋)
- 海上輸送第24大隊:
脚注
参考文献
関連項目