福居典美
福居 典美(ふくい てんび)は、日本の女性津軽三味線奏者、福居流師範。 東京都生まれ、身長 172cm。祖母、父の影響により民謡・和楽器が身近にある音楽の環境に育ち、津軽三味線福居流家元「福居典大」に師事し、福居流師範「福居典美」を襲名。 第三回日本民謡協会主催津軽三味線全国大会にて弟(福居一大)と共に優勝・準優勝。2年連続で女性のトップとなる。 日本を中心とした世界各国での演奏の他、数多くの客演やテレビコマーシャルでの演奏を行なっている。 概要これまでにソロ作品を含み4枚のアルバムをリリースした他、和楽器アーティストの作品などに客演として参加している。 2014年、TENBIとしてコラボレーション作品"FIRE"をYouTubeで発表。スタッフとして木村貴志が楽曲を制作、MVの監督に北村龍平を迎え、演出には華道の勅使河原会家元である勅使河原城一、スタイリストに中里唯馬などが参加した。この際に木村貴志は個人のfacebook上で福居を「演奏の素晴らしさだけでなく、民謡からロック、最先端のダンス・ミュージックまで様々な音楽に精通していることに驚いた」と評価している。 2016年よりマーク・パンサー率いるダンス・ミュージック・ユニット、EDOに参加。会津磐梯山、荒城の月などを演奏し、世界111カ国でリリースされた。 2017年、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが開発を行ったPlayStation 4のゲーム『LET IT DIE』にEDO feat TENBIとして参加、楽曲"LET IT DIE"を提供した。この曲を含むYouTubeでの映像の総再生数は2週間で100万再生を超えた。11月、Orbitribeに加入。般若心経を導入したサイケデリックトランス曲の"MUGEN"、"ADA SAKURA"をリリース。この2曲では津軽三味線の演奏に加え、ボーカルも披露している。 2018年、勝新太郎が生前に残した演奏音源を使用し、再構築した作品などを集めた勝のコンセプトアルバム"THE BLIND SWORDMAN〜侠"に楽曲参加[1]。 2019年11月、民謡のリメイク活動において復興三部作としてリリースされた"会津磐梯山2020"が7か国で放送されているテレビ番組"Esprit Japon"のエンディングで使用されることを発表。12月には同曲が好評につき各国でのオンエア期間が延長されると発表。 2020年2月19日、羽田空港国際ターミナルにて開催された東京オリンピック公式イベントにて東京五輪公式応援ソング"Make the Beat"の津軽三味線バージョンを披露。 来歴
人物
作品TENBI REBIRTH ~再生~(アルバム)[2]
みだれ弾き福居典美・一大ベスト(アルバム)
1/f(アルバム)
ラプソディ(アルバム)
勝新太郎 THE BLIND SWORDMAN〜侠[1]
会津磐梯山
荒城の月
LET IT DIE (PlayStation 4 GAME "LET IT DIE" SOUND TRACK)
田原坂 (2019年7月15日)
黒田節 (2019年9月13日)
ドドサイ節 (2019年10月17日)
会津磐梯山 (2019年11月21日)
主なライブ歴
脚注出典
外部リンク
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