球泉洞駅
球泉洞駅(きゅうせんどうえき)は、熊本県球磨郡球磨村大字一勝地にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。非常に大きなログハウス状の待合所(水洗トイレ設置)が置かれている。倒壊の恐れがあるとして、2024年2月から駅舎の解体撤去工事が実施される[10]。無人駅。かつては有人駅で駅舎も建っていた。 駅名の「球泉洞」は当駅の北東約1.2kmの場所にある鍾乳洞で、1988年にそれまでの「大坂間」から改称された。同時期に急行「えびの」「くまがわ」の一部が停車するようになり、急行廃止・特急化後も、特急「九州横断特急」が当駅に上下2本停車していたが、2016年3月26日のダイヤ改正で「九州横断特急」の人吉-熊本間が廃止されたため、普通列車のみの停車駅となった[8]。 同日から2017年3月4日ダイヤ改正前日まで運行されていた快速列車も停車せず、同日ダイヤ改正で新設された特急「かわせみ やませみ」や「いさぶろう・しんぺい」も停車しない[11]。 駅周辺球磨村西端部の芦北町との境界付近の山間部に位置しており、駅周辺には大きな集落はない。 駅に隣接するように二つの商店が存在していたが、2020年の豪雨災害で駅と共に流失した[12]。商店の店主は駅の名誉駅長を務めていたこともあったが、災害で犠牲となっている[10]。 駅前の球磨川の対岸の道路上に産交バスの「松本」バス停がある。
隣の駅脚注
参考文献関連項目外部リンク
|