煮ル果実

煮ル果実
生誕 2月10日
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ロック
職業 ボカロP作詞家作曲家編曲家
活動期間 2018年 -
レーベル Virgin Music(2022年 - )
公式サイト 煮ル果実 OFFICIAL WEB SITE
煮ル果実
YouTube
チャンネル
活動期間 2017年 -
ジャンル 音楽
登録者数 35万人
総再生回数 126,108,158 回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年11月2日時点。
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煮ル果実(ニルカジツ、2月10日[1] - )は、日本VOCALOIDクリエイター(ボカロP)、作詞家作曲家編曲家である[2]。代表曲に「ヲズワルド」「トラフィック・ジャム」「紗痲」など。

概要

2018年2月10日に楽曲「アンドリューがいったから」を発表し、ボカロPとしての活動を開始。

2018年10月8日に投稿された8作目の発表となる「紗痲」が爆発的人気を博し、YouTubeでの再生数は800万回を超える。ファースト・アルバムとなる「NOMAN」も高い評価を獲得した。

2020年7月15日にアルバム「SHIMNEY」をリリース。翌日の7月16日には自身の楽曲のセルフカバーを収録したEP「LIVING DEAD」をデジタルリリース[3]

2021年9月29日にミニアルバム「POPGATO」をリリース[4][2]

音楽ユニットずっと真夜中でいいのに。」の複数の楽曲に編曲参加しているほか[2]ナナヲアカリSouなど他のアーティストへの楽曲提供も行っている[5]

音楽性

作詞・作曲・編曲家。主にVOCALOID楽曲のコンポーザーとして活動。主な演奏楽器はベースとギター。

邦楽洋楽問わず様々なジャンルの音楽を好み、「音楽で人間を描きたい」という一貫した信念のもと、ボーカロイドを通してそれを表現している[4]

1stアルバム「NOMAN」、2ndアルバム「SHIMNEY」ではロック系統のサウンドを中心に楽曲を制作したが、3rdアルバム「POPGATO」では生のギター、ベースに頼らない、洋楽のポップエレクトロミュージック寄りのサウンドでの作曲に挑戦した[4][6]

作詞においては野田洋次郎藤原基央山田亮一、ベースにおいてはレス・クレイプール、ギターにおいては長岡亮介のプレイに影響を受けている[7][6]

また、影響を受けたボカロPとして、じんバルーンを挙げている[8]

ディスコグラフィ

配信限定シングル

発売日 タイトル レーベル 収録アルバム
2019年8月12日 トラフィック・ジャム THOMASSON's FRUITs SHIMNEY
2020年2月22日 ハイネとクライネ
2020年3月25日 ヲズワルド
2020年7月15日 極楽鳥花 FRUITSPOT SHIMNEY
2021年1月6日 バビルサ
2021年2月10日 ドクトリーヌ POPGATO
2021年6月18日 アイロニーナ
2021年9月3日 運命 / はるまきごはん&煮ル果実[9] CHIMERA Records
2021年9月29日 ナイトルール (feat. 可不) POPGATO
2022年2月10日 トリコロージュ Project.9
2022年8月19日 ヘブンドープ Virgin Music FRUITÁGE
2022年11月25日 YOMI
2023年1月25日 バーバヤーガ Project.9
バーバヤーガ (Another ver.)
2023年2月10日 命辛辛 Virgin Music/UNIVERSAL MUSIC
2023年4月14日 アメリ
2023年7月14日 ブーケガルニ
2023年8月11日 魔天楼
2024年2月10日 灰Φ倶楽部 MWLAND
2024年8月21日 ファイアঌフライ
2024年9月18日 ムーンガイズ
2024年10月16日 ムウ

アルバム

リリース日 タイトル 規格品番 収録曲
1st 2020年1月29日 NOMAN NLFR-1
  1. Anniv.
  2. キルマー
  3. 紗痲
  4. ANNA NO MUSICA
  5. アンドリューがいったから
  6. マディ・マーマレード
  7. ヲズワルド
  8. LIFE BAUTE
  9. アイアルの勘違い
  10. ハングリーニコル
  11. マイリトルノア
  12. シュールマン
  13. ゴーン・ゴードン・ダウン
2nd 2020年7月15日 SHIMNEY NLFR-2
  1. 灰夜
  2. トラフィック・ジャム
  3. ハイロウ瑪瑙
  4. ワーカホリック
  5. 極楽鳥花
  6. ブライド・アンド・グルームが通る
  7. LOST SHIP
  8. Gu-Gu
  9. Bellboy
  10. ハイネとクライネ
  11. Unniv.
  12. イヱスマン
  13. 生活ガ陶冶スル
  14. Secret Track
3rd 2021年9月29日 POPGATO NLFR-3
  1. スパンコール
  2. アランダーノ
  3. サルバドール
  4. アンチドート
  5. ドクトリーヌ
  6. アイロニーナ
  7. ナイトルール
Major 1st 2023年9月6日 FRUITÁGE TYCT-60214
  1. YOMI
  2. 魔天楼
  3. 命辛辛
  4. 鬼灯
  5. アカデミー
  6. ZOO
  7. ハルニ (FRUITÁGE ver.)
  8. ヘブンドープ
  9. ファクシミリ
  10. ブーケガルニ
  11. バーバヤーガ (FRUITÁGE ver.)
  12. トリコロージュ
  13. アメリ
  14. Bouquet
Major 2nd 2024年11月6日 MWLAND[10] TYCT-60235
  1. ムウ
  2. 灰Φ倶楽部
  3. ムーンガイズ
  4. ファニー・インシピッド・キャンディ・ベンダー
  5. 数奇
  6. タイニーワールド
  7. 万有引力
  8. Cyborg
  9. ファイア□フライ
  10. スミス
  11. 電悩人
  12. 有無

EP

リリース日 タイトル 規格 収録曲
1st 2020年7月16日 LIVING DEAD デジタル
  1. イヱスマン(Cover)
  2. キルマー(Cover)
  3. Secret Track feat. john
  4. イヱスマン(Original ver.)
  5. キルマー(Original ver.)
  6. Secret Track(Original ver.)

楽曲提供

  • Ado
    • マザーランド
      • 1st Album『狂言』収録曲。
  • VALIS
    • 道化師ブランケット
      • 1st Album『覚醒ヒストリア』収録曲。
  • 缶缶
    • バビルサ
      • 1st Album『ROAR』収録曲。
  • Gero
    • シャカセポ
      • 6th Album『Parade』収録曲。
  • 島爺
    • しゅらんぼん
      • 5th Album『御ノ字』収録曲。
  • Sou
    • クイニーアマンダ
      • 1st EP『Utopia』収録曲。
  • かいりきベア
    • アンヘル
      • Album『ベノマ』収録曲。
  • そらるりぶ
    • ユウマガドキ
  • THE BINARY
    • ベクターフィッシュ
      • 1st Mini Album『melon』収録曲。
  • 高橋李依
    • ハウメニィ
      • 1st EP『透明な付箋』収録曲。
  • ナナヲアカリ
    • ヒステリーショッパー
      • 3rd Mini Album『マンガみたいな恋人がほしい』収録曲。
    • ランダーワンド
      • 2nd Full Album『七転七起』収録曲。
  • 宮下遊
    • Coquetterie dancer
      • 3rd Album『錆付くまで』収録曲。
  • Rain Drops
    • ブギーマン
      • 1st Full Album『バイオグラフィ』収録曲。
  • ロクデナシ
    • 子供騙し
      • 1st Album『愛ニ咲花』収録曲。
  • ずっと真夜中でいいのに。
  • CHUNITHM PARADISE LOST
    • Charlatan
      • セガの音ゲー『CHUNITHM PARADISE LOST』収録曲。

脚注

注釈

出典

  1. ^ 煮ル果実 - TOWER RECORDS ONLINE”. TOWER RECORDS ONLINE. 2020年10月15日閲覧。
  2. ^ a b c ボカロシーンで活躍中のアーティストを徹底解剖 第1回(後編):煮ル果実が考えるボーカロイドの可能性”. Real Sound|リアルサウンド (2024年3月30日). 2024年12月29日閲覧。
  3. ^ 煮ル果実 presents NILFRUITS、YouTubeにて"One man live『YESMAN』Trial version"公開。カバーEP『LIVING DEAD』明日7/16デジタル・リリースも発表”. Skream! (2020年7月15日). 2020年10月15日閲覧。
  4. ^ a b c 煮ル果実が語る、新作ミニアルバムに込めた矛盾や葛藤への肯定”. Rolling Stone Japan (2021年9月29日). 2021年9月29日閲覧。
  5. ^ ボカロシーンで活躍中のアーティストを徹底解剖 第1回(後編):煮ル果実が考えるボーカロイドの可能性”. Real Sound|リアルサウンド (2024年3月30日). 2024年12月29日閲覧。
  6. ^ a b Department, Skream! Editorial. “煮ル果実”. Skream! 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト. 2024年12月29日閲覧。
  7. ^ ボカロシーンで活躍中のアーティストを徹底解剖 第1回(前編):煮ル果実に聞く音楽との出会い&ルーツ”. Real Sound|リアルサウンド (2024年3月30日). 2024年12月29日閲覧。
  8. ^ ボカロ曲の流行の変遷と「ボカロっぽさ」についての考察(6)syudouと煮ル果実の功績、YouTube発ヒット曲の定着”. リアルサウンド. 2020年10月15日閲覧。
  9. ^ 煮ル果実&はるまきごはんに聞く、“異色のボカロPコラボ”実現の裏側 「ボカロ文化はもっと広まって強くなって欲しい」”. Real Sound|リアルサウンド テック (2021年10月1日). 2024年12月29日閲覧。
  10. ^ 煮ル果実がメジャー第2弾アルバム発売、自身初ライブツアーの開催決定(Rolling Stone Japan)”. Yahoo!ニュース. 2024年12月29日閲覧。

外部リンク