可不KAMITSUBAKI STUDIO > 音楽的同位体プロジェクト > 可不
可不(かふ、KAFU)は、KAMITSUBAKI STUDIOが展開する「音楽的同位体プロジェクト」の音声合成用の音源名、およびキャラクター。バーチャルシンガー花譜の歌声をもとにして作成されている。 概要可不とはCeVIOプロジェクトが手掛ける音声創作ソフトウェア「CeVIO」のモデル「CeVIO AI」で発売されているソフトウェアである。 KAMITSUBAKI STUDIOが展開するプロジェクト「音楽的同位体プロジェクト」の第一弾として、2021年7月7日に歌声用のソングボイスが発売された。また、Dreamtonics株式会社が開発した音声創作ソフトウェア「Synthesizer V AI」用のソングボイスの発売も告知され、当初は2024年1月15日の発売を予定していたが、発売直前の2023年12月23日に花譜本人から「出来に違和感を持った[1][2]」という理由で発売が延期され[3]、2025年1月19日に正式に発売中止となった[4]。 バーチャルシンガー花譜の歌声をもとにして作成されており、キャラクターデザイナーも花譜と同じPALOW.。花譜の容姿を元に髪は白髪、衣装は白を基調とした幾何学的な模様の施されたデザインとなっている。また三角形を組み合わせた髪飾りなどが特徴。 「可不」という名前の由来は「可能性」と「不可解」の頭文字から。またアルファベット表記である「KAFU」は、声の元となった花譜のアルファベット表記「KAF」に「YOU」のUを組み合わせたものである[5]。可不について花譜をプロデュースしたPIEDPIPERは「花譜と似ているけど全く違う存在です。」と述べている[6]。 「『花譜』から『可不』へ、『聴く』から『創る』へ」というコンセプトとなっている[5]。 キャラクター年齢・身長・体重などの公式設定は存在しない。 可不を含む音楽的同位体の4コマ漫画「同位体観察日記」が、公式サイトとTwitterにて2022年7月7日(発売1周年)より定期的に配信されている。作者はイラストレーター・漫画家の中森煙[7]。その中で可不はおっちょこちょいな、可愛い天然キャラとして描かれている。 カレーうどんが好きであるという非公式設定が広く受け入れられている。しゃいとの動画『可不がカレーうどん食べるだけ』や、南ノ南の楽曲『可不ちゃんのカレーうどん狂騒曲』などから広がり、その後様々な楽曲において使用されている。また、前述の4コマ漫画、同位体観察日記第二十話にて、間接的に公式がカレーうどんネタを逆輸入している。 メディアミックス様々な楽曲に使用されている他、公式からアルバムが発売されている[8]。
公式デモ曲可不
発売から数年たち、『フォニイ』『きゅうくらりん』『キュートなカノジョ』『マーシャル・マキシマイザー』『キャットラビング』『生きる』『エリート』『CH4NGE』『絶対敵対メチャキライヤー』『星界ちゃんと可不ちゃんのおつかい合騒曲』『ハナタバ』などYoutube上で1000万回再生を超える人気楽曲が多数生まれている。 脚注
外部リンク |
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