みきとP
みきとP(ミキトピー)は、日本の男性ソングライター、ボカロP。 経歴小学校低学年の頃にはピアノの習い事をやっていたが、乗り気ではなく辞めてしまった[2]。その後小学6年生の頃から音楽に興味を持ちはじめ、THE BOOMの影響を受けてギターを手に取った[2]。中学生時代は学校にギターを持って行き放課後に友人とミニアンプで鳴らして遊んだり、中学3年生の頃に友人とコピーバンドを組んだ[3]。そして、高校生時代にバンドを結成し、大学生になって作曲を始める[2]。 2007年頃、大学から続いていたバンドは解散を迎えた[2]。バンド解散後は、ソロでの活動や所属事務所の作家としてコンペなどを受けたがなかなか芽をだせない時期を過ごしていた[3]。それ以降は音楽から離れ、アルバイトとニコニコ動画で苟生を送っていたが、その中でサカモト教授の動画に出会い、ゲーム音楽の面白さに気づいた時から徐々に音楽に再接近する[2]。VOCALOIDとの出会いは2009年頃で、作曲する中で楽曲の仮歌を依頼する人物がいなかったために用いたという[2][4]。 2010年3月、ニコニコ動画上にオリジナル曲「こくはく」を投稿し、ボカロPデビュー。最初の動画は「腕試しのつもりで上げた」と回想している[2]。 2011年に公開した「小夜子」で、自身初となる10万再生(殿堂入り)を達成したことにより、自分の中にある素直なものを表すことの感触に気付けたきっかけとなる[3]。次いで2012年、中国語を習う少女たちを描いた「いーあるふぁんくらぶ」を発表して大ヒットした[4]。みきとPにとって、動画の投稿間隔を埋めるために"おやつ"のつもりで公開したこの曲のヒットは想定外であり、驚いたという[4]。又、その次に発表された「サリシノハラ」も100万再生の大ヒット(殿堂入り)し、これらの経験が自身の音楽活動の転機となった[3]。そして、翌2013年4月、アルバム『僕は初音ミクとキスをした』を発表し、EXIT TUNESからメジャーデビューを果たす。その頃からライブなど表に立つ機会も増え、作家業の傍らでイベント出演などの露出も増えることとなる[3]。 2018年には "8万再生いったらいいね" という目標で「ロキ」を投稿したところ、様々な歌ってみた動画が投稿され伸びが加速する。1000万再生を達成した頃には自身の曲であるが俯瞰でみるようになり、みんなで楽しむ曲として捉え始めた。また「ロキ」と同年に発表し大ヒットした「少女レイ」の2曲はMIX/マスタリングまで担当しており、昨今の代表曲といわれる楽曲を最初から最後まで手掛けたことは自身の活動の一つの自信[3]となり、新アルバム『DAISAN WAVE』の発表に繋がった[5]。 音楽作家として活動の幅を広げ、VTuberとのコラボやアニメへのタイアップ曲提供などを行う[6]。またボーカリストとして古川本舗のメジャーデビューアルバムに参加したほか、自身の歌唱によるアルバム発表やワンマンライブの開催[7]などで歌声を披露している。 作品アルバム
ミニアルバム
EP
シングル
配信限定シングル
楽曲提供
ワンマンライブ
EXIT TUNES ACADEMY(ライブイベント)出演
その他出演
脚注注釈出典
外部リンク
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