少女レイ
『少女レイ』(しょうじょレイ)は、みきとPが2018年に発表したボーカロイド曲である[1]。 概要2018年にリリースされた夏らしい曲を集めたアルバム『EXIT TUNES PRESENTS Vocaloseasons feat.初音ミク〜Summer〜』の書き下ろし楽曲で、アルバム発売と同日の2018年7月18日にニコニコ動画上とYouTube上で公開された[2]。 同性愛や虐めの問題を描いた1994年放送のドラマ『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』を題材として制作された[3][4]。ドラマ『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』は、主人公の少年・大場誠に対して恋愛感情を持ちながらも裏では彼を虐めていたイジメグループの少年・影山留加が、大場誠の自殺を機に後悔の念にさいなまれ続け精神破綻し、最終的には幼児退行したというストーリーとなっている[2][4]。みきとPは、幼少期にこの作品を見て衝撃を受けたことから、その作中に使われていたサイモン&ガーファンクルの楽曲『A Hazy Shade of Winter』が耳に残っていたと話している[4]。楽曲『A Hazy Shade of Winter』は、アコースティックギターを使った楽曲だったため、『少女レイ』のサウンドはエレキギターではなく、全てアコースティックギターを使っている[3][4]。その影響もあって、『少女レイ』というタイトルにする前はみきとPの頭の中には「大場(誠)の亡霊」という言葉があったと話している[4]。 伊東歌詞太郎[2]、花譜[2]、ころん[5]、星街すいせいなどが歌ってみた動画を出している。2019年1月3日には本人歌唱版が公開されている[6]。2022年1月にはゲームアプリ『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』に収録された[7]。 2023年11月3日の「レコードの日 2023」に、『少女レイ』の12インチシングルレコードが発売されることが決定、みきとPとしては初のアナログ化作品となる[8]。 ミュージックビデオに登場する踏切のイラストは、島根県浜田市の山陰本線折居駅付近にある山陰街道踏切がモデルとして有力視されており、ファンによる聖地巡礼も行われている[9]。 収録
評価
カバー
脚注
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