滝ノ下駅
滝ノ下駅(たきのしたえき)は、北海道紋別郡滝上町滝下にかつて置かれていた、日本国有鉄道(国鉄)渚滑線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲122304[2]。 歴史
駅名の由来所在地名より。渚滑川にある滝の下に位置することに由来する[3][8]。 駅構造廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは、線路の南側(北見滝ノ上方面に向かって左手側)に存在した[9]。そのほかに旧貨物線線である、北見滝ノ上方から駅舎側に分岐し駅舎西側のホーム切欠き部分への保線用の側線を1線有した[9]。かつては相対式ホーム2面2線を有する、列車交換可能な交換駅であった。交換設備運用廃止後は線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲していた。 無人駅(簡易委託駅)となっており、有人駅時代の駅舎は改築され、下渚滑駅や中渚滑駅と全く同じ形状の駅舎となっていた。駅舎は構内の東側に位置し、ホームに接していた。 利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。 利用状況乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。
駅周辺駅跡1997年(平成9年)11月時点では駅舎とホームの一部が残存し、駅舎は宿泊所にも利用されていた模様であった[11]。また駅前にあったモミの木や農業倉庫も残存していた[11]。2011年(平成23年)時点でも同様で駅舎は倉庫として利用されている模様であった[12]。ホームの一部及び線路跡も残存している[12]。駅舎は個人所有となっており、立ち入ることはできない。2018年(平成30年)時点では少なくとも駅舎は解体されている。 隣の駅脚注
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