湯倉橋
湯倉橋(ゆぐらはし)は、福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名の只見川に架かる国道252号本名バイパスの橋長219 m(メートル)のPC3径間連続箱桁橋。 概要本名バイパスが只見川を渡河する地点に架橋された。仮称は本名橋であった。
旧橋
歴史1954年(昭和29年)9月に吊橋として架橋された。1973年(昭和48年)にトラスドランガー橋の現橋に架替された[4]。 2011年(平成23年)7月の平成23年7月新潟・福島豪雨による洪水のため、主桁のフランジが変形した[5][6]。このため2012年(平成24年)にメンテナンスを行った[7]。 湯倉橋は右岸を国道252号が通っているが、同区間では本名ダム堤体上のクランク部の線形不良箇所や、本名スノーシェッド内の幅員狭小区間、道路構造物の老朽化、豪雨に浸水被害などの問題を有していた。このため、これらの解消などのため本名バイパスが2010年度(平成22年度)に事業化された[8]。本名バイパスは大字越川を起点とし、起点付近で新・湯倉橋で只見川を渡河し、霧来沢を新霧来沢橋[注釈 1]で渡河した後、本名トンネル[注釈 2]で山地を通過し、大字本名に至る延長2.76 kmのバイパスである[9]。当初は本橋は本名橋[注釈 3]の仮称で事業がすすめられていたが[10]、湯倉橋と命名された[11]。 本名バイパスは2015年(平成27年)5月19日に安全祈願祭が執り行われ[12]、この新橋は2015年度(平成27年度)に下部工に着手し[9]、2019年(令和元年)12月5日に閉合し[1]、2020年(令和2年)8月に竣工した。橋名板は地元小学生の手により書かれた[13]。 2022年(令和4年)1月20日に本名バイパスが開通し、本橋新橋も供用開始された[8]。 脚注注釈出典
外部リンク
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