洞爺湖温泉
洞爺湖温泉(とうやこおんせん、英: Lake Toya Onsen)は、北海道虻田郡洞爺湖町にある温泉、または洞爺湖町と有珠郡壮瞥町の地名。 泉質
温泉街洞爺湖の南側湖畔にホテル・旅館・飲食店・みやげ物店などが温泉街を形成しており、無料の足湯や手湯がある。温泉街の湖畔には遊歩道や遊覧船の発着場がある[2][3]。また、野外彫刻を展示している「とうや湖ぐるっと彫刻公園」があり[4]、気軽に彫刻を鑑賞することができる。山側には2000年(平成12年)の「有珠山噴火」で形成された火口があり、間近で見学することができる(立入禁止区域あり)。
歴史1917年(大正6年)6月、三松正夫、杉山春巳、安西岩吉の3人が湖岸で43℃の源泉を発見した。これは、1910年(明治43年)に発生した有珠山の寄生火山(側火山)である「四十三山」(明治新山)の噴火活動によって誕生したものと考えられている。三松らは翌月に北海道庁から利用許可を受け、同年秋には「竜湖館」[注 1]という温泉宿を始め、洞爺湖の温泉旅館第1号になった。なお、開湯当初は「床丹温泉」(とこたん)という名前であったが、湖名にちなんで「洞爺湖温泉」と改称した。 年表
イベント
洞爺湖温泉(地名)
洞爺湖温泉(とうやこおんせん)は、虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町の地名。温泉街の大半は洞爺湖町にあるが、旧「日鐵湖翠荘」より東側は壮瞥町となる[注 1]。「洞爺湖温泉観光協会」の所在地は洞爺湖町にあるが、壮瞥町の施設も加盟している。地元では「洞爺湖温泉」の呼称に「湖」を抜いて「洞爺温泉」と称する場合があり、旧洞爺村温泉が「洞爺温泉」になっても郵便局[23]、NTT電話交換ビル(旧電話交換所)[24][25]、信用金庫[26]、ガソリンスタンドなどにその表記が見られる[27]。また、地区の通称として「温泉地区」という呼称があるほか[28]。「洞爺」の語源となったアイヌ語の「トヤ」は、元来旧洞爺村洞爺町(とうやまち)付近を指す地名であるが、洞爺湖温泉が発展したことから「向洞爺」(むこうどうや)と呼称する場合がある[要出典]。 交通鉄道は北海道旅客鉄道(JR北海道)洞爺駅が最寄駅、高速道路は道央自動車道虻田洞爺湖ICが最寄ICになっている。 バス →詳細は「道南バス洞爺湖温泉ターミナル」を参照
道路 船舶
施設洞爺湖町
壮瞥町 洞爺湖温泉が舞台(ロケ地)となった作品→詳細は「洞爺湖 § 洞爺湖が舞台(ロケ地)となった作品」を参照
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
防災 |
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