泉口友汰
泉口 友汰(いずぐち ゆうた、1999年5月17日 - )は、和歌山県御坊市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。読売ジャイアンツ所属。 経歴プロ入り前大阪桐蔭高等学校では2年秋からベンチ入りし、遊撃手のレギュラーを務めた。3年春の第89回選抜高等学校野球大会では優勝を果たした[3]。同年夏の第99回全国高等学校野球選手権大会では3回戦で仙台育英にサヨナラ負けを喫した[4]。高校時代は2学年上に青柳昴樹、福田光輝、1学年上に高山優希、同学年に徳山壮磨、1学年下に藤原恭大、根尾昂、柿木蓮、横川凱、2学年下に中田惟斗がいた。 高校卒業後は青山学院大学へ進学。2020年、3年秋のリーグ戦で「3番・遊撃手」として全10試合に出場し、打率.343、1本塁打、9打点で最高殊勲選手に選ばれ、チームの1部昇格に貢献した[5][6]。4年時からは主将を務め、同年秋のリーグ戦で遊撃手のベストナインに選出された[7][8]。 その後はNTT西日本へ入社。入社1年目の2022年にはWBSC U-23ワールドカップの日本代表に選出されたが、コンディション不良により辞退した[9][10]。 2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、読売ジャイアンツから4位指名を受け[11]、11月17日、契約金5000万円、年俸1000万円で入団に合意した(金額は推定)[12]。背番号は35[13]。担当スカウトは桜井俊貴[14]。 巨人時代2024年、オープン戦では15試合に出場し、打率.212(33打数7安打)、0本塁打、2打点を記録[1]。ドラフト1位の西舘勇陽、3位の佐々木俊輔とともに、開幕一軍メンバー入りした[15]。3月29日、阪神タイガースとの開幕戦で8回裏に代打でプロ初出場し、三振に終わった[1]。5月8日、中日ドラゴンズ戦で迎えたプロ15打席目で左前へプロ初安打を記録し、初盗塁も記録した[16]。遊撃手のレギュラーであった門脇誠の不調により、5月下旬からは遊撃手として先発出場する機会も増やし[17]、5月24日の阪神戦(甲子園)では、先発投手の戸郷翔征が安打を許さない完璧な投球を続けると、5回一死二塁の場面で泉口に打席が回り、プロ初となる決勝打を放ち戸郷のノーヒットノーラン達成をアシストした[18]。6月11日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(楽天モバイルパーク)では、2回表に前の打者の岸田行倫がコディ・ポンセから本塁打を放つと、泉口も2者連続となる本塁打を放ち、これがプロ初本塁打となった[19]。9月6日に出場登録を抹消されるが[20]、9月20日に再び一軍に合流し[21]、最終的には66試合の出場で打率.201、1本塁打、9打点、1盗塁という成績でシーズンを終えた[22]。11月26日、1200万円増となる推定年俸2200万円で契約を更改した[22]。 選手としての特徴守備力を高く評価されており、プロ入り前から「守備はプロですぐに通用する。能力の高さで言えば門脇誠に匹敵するレベル」と評価されていた[23]。高木豊は「球際に強い」と評している[24]。 阿部慎之助監督からは、「球数を投げさせられる」と選球眼の良さを評価されている[25]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
登場曲
脚注
関連項目外部リンク
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