沖縄ケーブルネットワーク
沖縄ケーブルネットワーク株式会社(おきなわケーブルネットワーク、OKINAWA CABLE NETWORK INC.)は沖縄県那覇市に本社のあるケーブルテレビ局である。 概要沖縄県の9市町村において、ケーブルテレビ事業を行っている。企業のタグラインは「みんなが願っていることを。」。 1988年7月21日に旧社が設立。サービス開始日は1989年12月1日。株主である株式会社國場組は2017年12月1日付で旧社を國場組へ吸収合併させたと同時に[2]、事業を承継する新会社として沖縄ケーブルネットワーク株式会社(2代)を設立した。 株式会社ブロードバンドタワーは2018年9月20日に子会社のジャパンケーブルキャスト株式会社を通じ、沖縄ケーブルネットワーク株式会社(2代)の全株式を國場組から取得することを発表[3]。沖縄ケーブルネットワークは同年10月3日付でジャパンケーブルキャストの完全子会社化。 2022年9月30日付で株式会社TOKAIケーブルネットワークが、ジャパンケーブルキャストより全株式の70%を取得し、沖縄ケーブルネットワークを連結子会社化した[4]。 所在地全て沖縄県。
サービスエリア主な放送チャンネルテレビ局
テレビにらい
2019年8月1日より、091chのチャンネル名を「テレビにらい」に変更した。「にらい」とは沖縄の言葉で理想郷を意味する。「テレビにらい」はテレビの理想郷を目指すよう名付けられた。テレビにらいのロゴには、「沖縄の海」「電波の波」「沖縄のテレビ業界に新たな波を起こす」という3つの意味が込められている。 同日から国頭村にある辺戸岬に設置した受信点を経由して受信した鹿児島読売テレビ(KYT)の区域外再放送を、一部の特定番組限定で開始した(ただし、データ放送・字幕放送は非対応)。具体的には日本テレビ・読売テレビ制作番組のうち、帯番組を中心とした、生放送の報道番組・情報番組(ZIP!、DayDay.、ヒルナンデス!、情報ライブ ミヤネ屋[6]、news every.[7]、news zero、ズームイン!!サタデー、Going!Sports&News[8]、シューイチ、真相報道 バンキシャ![9])を、鹿児島読売テレビの自社制作生番組では〈月曜 - 金曜〉KYT news every.、〈土曜〉かごピタFAMILIARを放送している[10][11][12]。オリンピック開催期間は部分的な放送差し替えが困難なことから生放送の情報番組を全面的に休止する。 スポーツ中継では日本テレビ系列が放映権を獲得したラグビーワールドカップ2019、ラグビーワールドカップ2023の対戦カードや2020年から『サッポロビール新春スポーツスペシャル 箱根駅伝』の同時放送も行っている。なお、テレビ放送において沖縄県内で箱根駅伝が生中継されるのは初めてである[13][14]。また、重大ニュース時には日本テレビ系列の報道特別番組を同時放送することもある(2020年4月7日の史上初の新型コロナウイルス緊急事態宣言発令や2022年7月8日の安倍晋三銃撃事件などが該当)。 この他、日テレNEWS24(CS放送)制作番組の『Oha!4 NEWS LIVE』や[15]、プロ野球中継(巨人戦、ロッテ戦)も一部放送されている[16]。また、宮古島市と多良間村をサービスエリアとする宮古テレビ(MTV)が制作している『MTVニュースライナー』をMTVが放送した翌日(金曜放送分は翌週月曜)の夜に、石垣市をサービスエリアとする石垣ケーブルテレビ(ICT)が制作している『ウイークリー八重山』を週末に放送している[17][18]。 2020年2月14日、沖縄では初のプロ野球チームとなる琉球ブルーオーシャンズは沖縄ケーブルネットワークとストラテジックメディアパートナー契約を締結していた。沖縄ケーブルネットワークでは同球団の放映権を獲得した上で、主要な試合(録画中継を含む)を当チャンネルにて放送するとしていた[19][20][21]。 インターネットサービス
電話サービス関連項目
脚注
外部リンク |