仙台CATV
仙台CATV株式会社(せんだいシーエーティーヴィー)は、仙台市都心部の錦町公園の向かいに本社を構えるテレビ放送、インターネットの他にホームセキュリティ業務も行うケーブルテレビ局である。愛称は、CAT-V(キャット・ヴィ)。 会社概要仙台市と名取市を対象範囲としているが、仙台市内ではJR東北本線より西側、かつ、JR仙山線より南側をカバーしている。すなわち、旧仙台城の城下町のほとんどと仙台の西から南にかけての郊外住宅地を対象範囲としている。なお、仙台市内のその他の地域はジェイコムイースト→ジェイコム埼玉・東日本(J:COM仙台キャベツ)がカバーしている。 会社が設立された1983年(昭和58年)当時、仙台市内には高さ70 m未満のビルしかなかったが、1985年(昭和60年)に高さ90 mを超える仙台第一生命タワービルが竣工して以降、電波障害の恐れのある高層ビルが乱立するようになった(→仙台の高層ビル一覧参照)。このため、市内の一部地域ではケーブルテレビなしには放送を見るのが困難な状態になり、都心回帰による仙台市都心部の人口増も手伝って、近年は加入者が増加した。 既に上杉・錦町のほぼ全域、堤通雨宮町・宮町の一部地域ではケーブル工事がされており、CAT-Vに加入していなくてもチャンネルフォー、QVC、ショップチャンネルは視聴可能になっている。 TOKAIホールディングスの連結子会社に2020年3月31日、TOKAIホールディングス傘下のTOKAIケーブルネットワークが、筆頭株主だった同和興業、同和警備から6万1570株(87.9%)を取得した。これに伴い、仙台CATVはTOKAIホールディングスの連結子会社となった[2]。映像配信サービスの台頭による競争激化などで経営環境は厳しく、光ケーブルエリアの拡大に向けた資金調達法を検討する中で、譲渡を決断したと報じられている[3]。 サービスエリア主な放送チャンネル地上波系列別再送信局
脚注
関連項目
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