横手市ふれあいセンター
![]() 横手市ふれあいセンター(よこてしふれあいセンター)は、「かまくら館(かまくらかん)」と「市民広場」で構成される観光文化施設[1]。 秋田県横手市中央町に所在。横手市役所本庁舎に隣接し、横手の伝統行事である「かまくら」に関する資料などが展示されている。かまくらは実物が展示されており、実際に中に入る体験を年中行うことができる[注釈 1][2]。 概要実物のかまくらは、氷点下10℃以下に保たれた「かまくら室」にあり、かまくら室の入り口には「どんぶく」(丹前)が防寒着として用意されている。かまくら室のあるファンタジックギャラリーには「映像室」があり、横手の四季を紹介する動画が放映されている[2]。 サンルームでは、伝統行事「横手のぼんでん[3]」のぼんでんが展示されている。 地元の特産品が販売されている売店が設置されている他、横手市観光協会の事務局が常駐しているなど、市内の観光案内施設としての役割も担っている[4]。売店はかつて「物産展示コーナー」として特産品や民芸品、工芸品の展示を行うだけのものだった(2006年時点)[5]。 観光施設の他、会議室や多目的ホールも利用可能である。ホールはヨーロッパの城壁をイメージしたもので、座席は346席[6]。市内の多目的ホールは他に横手市民会館(928席)がある。 施設は1991年(平成3年)8月1日に開館。2001年(平成13年)4月1日には横手市観光協会の事務所が当館に移転、施設の管理運営を開始した。指定管理者となったのは2005年(平成17年)4月1日から。[7]市の組織機構再編に伴い、2014年(平成26年)3月31日に教育委員会が当館から横手市役所条里南庁舎へ移転した。 フロア構成以下のようなフロア構成になっている[6]。
営業時間
年末年始(12月29日 - 1月3日)は休館日となっている。入館自体は無料だが、かまくら室や展示室のあるファンタジックギャラリーは100円の入場料がかかる(中学生以下は無料)。入場の際に発行される券は、横手市観光文化施設である4館(当館・後三年合戦金沢資料館・石坂洋次郎文学記念館・横手公園展望台)共通で使用することができる[2][8]。 かまくら室は、8月中旬 - 9月中旬のうち1週間程度と、2月中旬 - 下旬のうち1週間程度、かまくらのメンテナンスを行うため休止する[2]。 アクセス
脚注注釈出典
外部リンク
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