横尾駅
横尾駅(よこおえき)は、広島県福山市横尾町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福塩線の駅である[1]。 歴史1914年(大正3年)に両備軽便鉄道の駅として開設。当時の路線は時から南へ直進し国道313号線に合流して福山市街に入り吉津駅に至っていた(この時の橋脚跡が当駅から約300m南に残されている)。この路線は福塩線狭軌化に対応出来ないことから1935年(昭和10年)に廃止され当駅から西に曲がり福山駅へと至る現ルートに変更された。つまり、当駅は開設当時からの路線(下り側)と改軌時に敷設された新たな路線(上り側)との接点なのである。なお、駅東口前にある空地が軽便鉄道時代の駅跡である。 年表
駅構造変則型単式ホーム2面2線を有する列車交換可能な地上駅。以前の駅舎は無人駅化後、1980年代末期頃まで横尾町公民館として利用されていたが、公民館を駅近くの現在のものに改築した際に解体された。 CTC化に際し、備後本庄駅から交換設備を移設(無人駅化に伴い廃止されていたのを復活)した際、現在の下りホームの入口側に線を増設し、島式ホーム1面2線として使用されていたが、余りにもホーム幅が狭かったため、その後駅入口側に上りホームが新設され、現在の形となった。両ホームは神辺寄りにある無蓋跨線橋で連絡している。 福山駅管理の無人駅。自動券売機が設置されている。また2007年(平成19年)7月にICOCA対応簡易型自動改札機を導入し、券売機もICOCAチャージ対応機種に置換えられた際、自動券売機が収納してある小屋の横に簡易的な駅舎が建てられていて、そこへ自動改札機が設置してある[1]。 ICOCA利用可能駅(相互利用対象ICカードは当該項参照)。 のりば
利用状況「統計ふくやま」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
当駅は長らく福塩線の無人駅で最も利用者が多い駅であったが、現在は神辺駅(2020年3月無人駅化)に次いで2番目に多い駅である。 駅周辺バス路線国道313号沿いに「横尾駅前」停留所があり、中国バス(福山駅 / 中国中央病院・如水館方面)と井笠バスカンパニー(福山駅前 / 井原駅・井原バスセンター方面)の路線が経由する。 その他隣の駅かつて存在した路線脚注関連項目外部リンク
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