森岳
森岳(もりたけ)は、秋田県山本郡三種町の大字。郵便番号018-2303。本項では同地域にかつて存在した森岡村(もりおかむら)・森岳村(もりたけむら)についても記す。 地理三種町中央部に位置する。南西で八郎潟調整池に面する。東で下岩川、西で川尻・久米岡新田、南で鹿渡、北で豊岡金田と隣接する。南西部を国道7号・琴丘能代道路が通過するほか、奥羽本線と秋田県道4号能代五城目線が南北に縦貫し、秋田県道212号森岳鵜川線が西へ分岐する。 山岳
河川
湖沼
小字
歴史
沿革
森岳の名前の由来昭和30年代に林崎集落の千葉家文書が東京大学に保管されていることが分かった。現本は1925年(大正14年)の林崎の大火災で焼失したものと思われる。それによると、村号を決めるのに、林崎村と森岳村を合わせ一つの名にしようとしたが合意に達しない。ある人がこの上は、神様の思し召しに任せたらどうかと言い、村人はそれを千葉俊蔵に頼んだ。千葉は「おみくじ」によって決めようと思うがどうかと言い、村人の承諾を得て決して異議を唱えないことを誓わせた。林崎の北、三種川の南の15間(24m)四方の良い場所を選び、神様を歓請し奉り、千葉は一心に祈り、やがて神慮が下り「おみくじ」を開こうとすると、数百人の村人が周囲を取り囲み見守る。うやうやしく「おみくじ」を開くと、「森岳(岡)村」とあった。「おみくじ」などをこの地に埋めるため、巾8尺(2.3m)高さ5尺(1.5m)の森を築き、堂を建てた。その時土地を均していたら、不思議な黒い色の石がくわ先に当たって掘り出された。村人たちはこの石を御神体として安置し「森大明神」(北緯40度05分54.43秒 東経140度04分17.5秒 / 北緯40.0984528度 東経140.071528度)と崇め奉り、村の平和と繁栄、諸人安全を護らせ給えと祈願した。「時、天正3年(1575年)亥5月9日 当寺四十世現住権小僧都俊蔵稽首敬白」と書かれている[5]。 交通鉄道バス
道路名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事施設
脚注
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