棚倉町

たなぐらまち ウィキデータを編集
棚倉町
棚倉町旗 棚倉町章
棚倉町旗 棚倉町章
1973年11月3日制定[1]
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
東白川郡
市町村コード 07481-1
法人番号 6000020074811 ウィキデータを編集
面積 159.93km2
総人口 12,370[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 77.3人/km2
隣接自治体 白河市石川郡浅川町東白川郡矢祭町塙町鮫川村
栃木県大田原市那須郡那須町
茨城県久慈郡大子町
町の木
町の花 つつじ
棚倉町役場
町長 宮川政夫
所在地 963-6131
福島県東白川郡棚倉町大字棚倉字中居野33番地
北緯37度01分47秒 東経140度22分46秒 / 北緯37.02986度 東経140.37958度 / 37.02986; 140.37958座標: 北緯37度01分47秒 東経140度22分46秒 / 北緯37.02986度 東経140.37958度 / 37.02986; 140.37958
外部リンク 公式ウェブサイト

棚倉町位置図

― 市 / ― 町・村

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赤館公園から棚倉町を一望

棚倉町(たなぐらまち)は、福島県中通り南部に位置し、東白川郡に属する江戸時代には棚倉藩城下町があった。

地理

県境でもある八溝山を町の西南の端とし、久慈川の上流部とその支流が流れ、町の北部では、阿武隈川系の社川が流れる。古くは棚倉藩の城下町で、町の中心部は棚倉城跡を中心に役所や駅があり、やや北側の山中に赤舘城跡がある。西側に国道118号棚倉バイパスが町を迂回する。国道289号で白河市いわき市に、国道118号で須賀川市郡山市茨城県常陸大宮市方面へ繋がる。

隣接する自治体

統計データ

現在の町勢

出典
  1. 総務省統計局『統計で見る市区町村のすがた2007』(2007年平成19年))

人口

棚倉町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 16,621人
1975年(昭和50年) 16,059人
1980年(昭和55年) 16,105人
1985年(昭和60年) 16,510人
1990年(平成2年) 16,606人
1995年(平成7年) 16,547人
2000年(平成12年) 16,376人
2005年(平成17年) 15,795人
2010年(平成22年) 15,062人
2015年(平成27年) 14,295人
2020年(令和2年) 13,343人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

年表

行政区域変遷

  • 変遷の年表
棚倉町町域の変遷(年表)
月日 現棚倉町町域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行により、以下の町村が発足。[3][4]
  • 棚倉町 ← 棚倉町単独で町制施行
  • 近津村 ← 寺山村・八槻村・流村・下山本村・中山本村・北山本村・上手沢村・下手沢村・塚原村・関口村
  • 社川村 ← 上台村・板橋村・玉野村・一色村・福井村・堤村・逆川村・天王内村・金沢内村・
    小菅生村・檜木村・花園村・仁公儀村
  • 高野村 ← 瀬ケ野村・小爪村・祝部内村・富岡村・山際村・福岡村・強梨村・大梅村・漆草村・戸中村
  • 山岡村 ← 山田村・岡田村
1892年(明治25年) 7月21日 近津村の一部(関口)が棚倉町に編入。
1910年(明治43年) 社川村の一部(仁公儀、花園、檜木)は棚倉町に編入。
1955年(昭和30年) 1月1日 棚倉町・近津村・社川村・高野村・山岡村が合併し棚倉町が発足。
1966年(昭和41年) 棚倉町の一部(金沢内、天王内の各一部)は表郷村に編入。
1970年(昭和45年)
  • 棚倉町の一部(堤、金沢内の各一部)は表郷村に編入。
  • 表郷村の一部(下羽原の一部)は棚倉町に編入
  • 変遷表
棚倉町町域の変遷表(※細かい境界の変遷は省略)
1868年
以前
明治元年 - 明治22年 明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和19年 昭和20年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
伊野上村 明治18年
棚倉町
棚倉町 棚倉町 昭和30年1月1日
棚倉町
棚倉町 棚倉町
伊野下村
檜木村 近津村の一部 明治25年7月21日
棚倉町に編入
檜木村 高野村の一部 明治43年
棚倉町に編入
花園村
仁公儀村
寺山村 近津村 近津村
八槻村
流村
下山本村
中山本村
北山本村
上手沢村
下手沢村
塚原村
山田村 山岡村 山岡村
岡田村
瀬ケ野村 高野村 高野村
小爪村
祝部内村
富岡村
山際村
福岡村
強梨村
大梅村
漆草村
戸中村
上台村 社川村
の一部
社川村の一部
板橋村
玉野村
一色村
福井村
堤村
逆川村
天王内村
表郷村
小菅生村

行政

教育

修明高等学校

高校

中学校

  • 棚倉町立棚倉中学校

小学校

  • 棚倉町立棚倉小学校
  • 棚倉町立社川小学校
  • 棚倉町立高野小学校
  • 棚倉町立近津小学校

姉妹都市・提携都市

日本国内
1866年、棚倉藩主松平康英が川越に転封された縁による[5]
日本国外
棚倉町がリゾートスポーツ施設「ルネサンス棚倉」を建設するのに際し、同じ北緯37度に所在すること、スポーツと青年鍛錬のイメージを持つことからスパルティ側に提携を提案[5][6][7]
1987年、JETプログラムによりレイクマコーリー市出身の国際交流員を招致したことを縁として、公立学校間の姉妹校提携など交流が深まったことから[5][6][8]。2002年、提携内容を姉妹都市に変更[5][8]

文化財

馬場都都古別神社

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

交通

磐城棚倉駅

空港

鉄道

棚倉町と白河市との間の交通は、戦前に廃止された白棚線にかわるJRバス関東のバス路線による。

町名は「たなら」であるが、駅名の「磐城棚倉」の読みは『いわき「たなら」』である。

路線バス

道路

経済

産業

郵便

  • 棚倉郵便局
  • 社川郵便局
  • 近津郵便局
  • 東白川高野簡易郵便局

金融

メディア

町内に本社を置く新聞社(ローカル紙)が2つ存在している。

出身有名人

棚倉町を舞台とした作品

  • 短編映画「豆腐の角に頭ぶつけて生きる〜#TANAGURA[10]」 - 当町と吉本興業の子会社「よしもとデベロップメンツ」が連携して製作。
  • 映画「いつまた、君と ~何日君再来~」で戦後を過ごした町として舞台になっている。
  • NHK総合テレビ番組「鶴瓶の家族に乾杯」で棚倉町が舞台となった。2017年6月19日放送。

脚注

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p52
  2. ^ 強風下、棚倉町で大火『河北新報』(昭和15年3月29日)『昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年』本編p684 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  3. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より
  4. ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
  5. ^ a b c d 姉妹・友好都市 - 棚倉町
  6. ^ a b 姉妹(友好)提携情報 - 自治体国際化協会
  7. ^ 福島県棚倉町-スパルタ市 - 在ギリシャ日本国大使館
  8. ^ a b レイクマコーリー市との交流 (PDF) - 在日オーストラリア大使館
  9. ^ a b 棚倉町【福島県】歴史文化基本構想(文化庁)2024年9月22日閲覧。
  10. ^ 『棚倉×吉本』映画、6月11日に上映会 川村ゆきえさんらPR - 福島民友、2017年5月16日 09時20分配信、同日閲覧[リンク切れ]

関連項目

外部リンク