桂天吾

かつら 天吾てんご
桂(かつら) 天吾(てんご)
結三柏は、桂米朝一門定紋である。
本名 浮気うき 紳吾しんご
生年月日 (1996-07-07) 1996年7月7日(28歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県神戸市
師匠 2代目桂南天
活動期間 2019年 -
活動内容 上方落語
所属 米朝事務所

桂 天吾(かつら てんご、1996年7月7日 - )は、上方落語落語家米朝事務所所属[1]。本名は浮気 紳吾(うき しんご)[1]

来歴

兵庫県神戸市出身[1]。中学時代は野球に打ち込んでいたが、高校生の時に学校で笑福亭福笑2代目笑福亭三喬の公演を見る機会があり、それを契機に落語に興味を抱く[2]

関西学院大学進学後は学内の落語研究会に加入し、四笑亭 笑音(よんしょうてい わいん)の高座名を名乗った[2]。落語研究会では会長を務め、全日本学生落語選手権「策伝大賞」で決勝に進出したが大賞は逃した[3]。中学高校の社会科教員志望だったものの、大学の単位不足で教員免許が難しくなる[2]。高座を見て好意を持った2代目桂南天への弟子入りを志願し、反対する両親には「ダメでも教員にはなれる」と嘘をついて、大学卒業後の2019年5月1日に弟子入りした[2][4]。また南天への弟子入りは「出待ち」3度目でようやく会う予定を入れてもらい、さらに2度の面談を経て許された[2]

2022年NHK新人落語大賞本戦に初めて進出したが[5]、大賞受賞はならなかった。

2024年5月21日に初の独演会を大阪市の中之島会館で開いた[2]

人物

関西学院大学落語研究会では、先代の会長が桂源太、次の会長が笑福亭喬路だった[3]。天吾と源太は2023年に、全日本学生落語選手権の開催地である岐阜県岐阜市で落語会「二人会」を開き、2024年からは「年季明け」した喬路を加えた「三人会」としている[3]

出演

新聞連載

  • 「桂天吾がゆく 伝統を受け継ぐ職人たち」(朝日新聞デジタル毎月第1木曜日:近畿圏、2024年2月23日 - )[6]

出典

  1. ^ a b c 桂天吾”. 株式会社米朝事務所. 2025年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 古野公喜 (2024年7月17日). “【古野公喜のおもろい噺家み~つけた!】人気上昇中のイケメン落語家・桂天吾 入門5年で独演会!異例の出世「“なんちゃって”でなく必死に…」”. スポーツニッポン. https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/07/17/kiji/20240716s00041000280000c.html 2025年1月21日閲覧。 
  3. ^ a b c “桂源太さんら 落語三人会 岐阜で10日 策伝大賞で活躍”. 読売新聞. (2024年3月5日). https://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20240304-OYTNT50236/ 2025年1月21日閲覧。 
  4. ^ 扇子・デニム……伝統を継ぐ職人と落語家の共通点は? - 朝日新聞デジタル(「桂天吾がゆく 伝統を受け継ぐ職人たち」、2024年2月23日)2025年1月20日閲覧。
  5. ^ “「NHK新人落語大賞」本選進出者6名決定、桂源太、桂天吾、立川吉笑が初”. お笑いナタリー. (2022年10月4日). https://natalie.mu/owarai/news/496152 2025年1月20日閲覧。 
  6. ^ 桂天吾がゆく 伝統を受け継ぐ職人たち - 朝日新聞デジタル

外部リンク

三日月の会トークライブ~どないやねん放送局 - Spotify

 

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