東北農林専門職大学
東北農林専門職大学(とうほくのうりんせんもんしょくだいがく、英語: Tohoku Professional University of Agriculture and Forestry)は、山形県新庄市に本部を置く公立の専門職大学である[1]。 附属教育機関に、東北農林専門職大学附属農林大学校がある[2]。 概観大学全体山形県により2024年4月に新設された公立専門職大学である[3]。東北地方では初となる農林業系の専門職大学であり、国内では静岡県立農林環境専門職大学に続いて2校目となる[4]。設置者は山形県である[注釈 1]。 山形県新庄市に設置されており[3]、農林業の生産や経営等に係る知識と、理論に裏付けられた技術、地域活性化に向けた課題解決の実践的手法、関連分野の知識(加工・販売、建築、観光等)などの修得を目的とするが、講義だけでなく、先進農林業経営体での3年間計90日の実習をはじめ、フィールドワークや卒業単位数の1/3以上は学内外での実習といった、理論と実践でバランスの良い修得を目指す[6][7]。 授与される学位は、農業学士(専門職)、森林業学士(専門職)[1][7]。 沿革年表
基礎データ施設象徴ロゴマークは、新しい実りや芽吹きを象徴。農業・森林業の未来を切り開く教育や研究のフィールドとして、地域に根差して世界に実るビジョンをマークに表している[17]。 教育および研究組織学部附属機関施設キャンパス寮附属の農林大学校は全寮制であるが、大学の方に学生寮はない[19]。ただし、学校所在地の新庄市の隣にある舟形町が、専門職大学生に舟形町内へ住んでもらい、ひいては若い世代の町民拡大につなげることを企図して、学生向け10戸と教職員向け8戸のアパートを建設。学生の家賃を月額3万円台に抑え、アパートと大学を結ぶ無料送迎バス(1年次のみ)も用意している[20][21]。さらに、東北農林専門職大学生向けの新築民間アパートの建設に対する補助金の交付も行われている[22]。 脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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