東京都立総合芸術高等学校
東京都立総合芸術高等学校(とうきょうとりつ そうごうげいじゅつこうとうがっこう、英語: Tokyo Metropolitan Senior High School of the Arts)は、東京都新宿区富久町に所在する東京都立の芸術高等学校である。 概要全日制課程の芸術に関する専門学科(単位制)を設置する唯一の東京都立高等学校として、2010年(平成22年)4月に開校した。美術科、舞台表現科(都立高校初にして唯一)、音楽科の3学科を設置する1年次4学級規模の学校である。略称は総芸、都芸、芸高(都立芸術高校時代の名残)など。 明文化された校則を有せず、風紀について大部分を生徒の良識に委ねるなど、2012年に閉校した芸術高校の自由な校風を特徴として受け継いでいる。 定期考査や試験、入学試験等がある日を除いてノーチャイム制をとっている。定期的に土曜学習日を設置し、制作や練習などのために、練習室などの学校の施設を生徒に開放している。 設置学科沿革
施設美術科、音楽科、舞台表現科の授業および活動に使用する専門的な設備を備えている。
象徴校歌『東京都立総合芸術高等学校校歌』は、その制定時に、閉校した芸術高等学校には校歌が存在しなかったことから、音楽科関係者に強固に抵抗される中で生み出された。そのため、音楽科を抱えながらも、作詞は校歌制定プロジェクトチーム、作曲は西村由紀江によるものとなっている[2]。 服装標準服は、その制定時に、閉校した芸術高等学校には存在しなかったが新規に採用。「制服」ではなくあくまで「標準服」であり式展、行事がある時のみ着用を義務付けられているが、それ以外の日は服装は基本的に自由である。デザインはブレザータイプの一般的ないわゆる「学生服」である[2]。 特色ある取り組み
文化祭のテーマ
閉校した小石川工業高等学校との関係東京都立小石川工業高等学校の閉校後、その事務は東京都立総合工科高等学校が承継した。しかし、東京都立小石川工業高等学校の跡地に同校が設置されたことから、その沿革資料は東京都立世田谷工業高等学校ではなく本校の「メモリアルルーム」に残されている。 閉校した芸術高等学校との関係東京都立芸術高等学校の閉校後、その事務は本校が承継した。これは、統合や名称変更ではないため願書や履歴書等で「東京都立芸術高等学校(現:東京都立総合芸術高等学校)卒業」とすることは誤りであり、そのまま「東京都立芸術高等学校 卒業」とするようにと案内している[3]。 所在地
交通
関連項目脚注外部リンク
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