杉田駅 (神奈川県)
杉田駅(すぎたえき)は、神奈川県横浜市磯子区杉田二丁目にある、京浜急行電鉄本線の駅である。駅番号はKK46。 歴史1930年4月1日に湘南電気鉄道が黄金町駅 - 浦賀駅を開業させた時点では当駅は設置されていなかった。
駅名の由来当駅付近にある東漸寺にかつて存在した杉に軍旗を立てたことにより、「旗立杉」と呼ばれるようになったことが由来[2]。 駅構造京急の直営駅で、相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅の京急富岡方には杉田第一踏切がある。ホームにはエスカレーターとエレベーターが設置され、西口にはエレベーターが設置されている。なお、東口出口にあるエレベーターとエスカレーターは共にプララ杉田内にあり、プララ杉田の営業時間中に利用できる。 駅の構内、京急富岡方に1970年(昭和45年)築の橋上駅舎があり、線路の東側に東口が、線路の西側に西口が設けられている。また、駅舎の東側に隣接する商業施設「プララ杉田」が駅舎と直結している。コンコースの位置はプララ杉田の中3階に当たり、案内表示にも「中3階」と表記されている。 東口出口への脇には、「出口(JR新杉田駅 徒歩約10分)」との表示がある。なお、同駅へはプララ杉田の中を経由して行く事もできる。同駅とは2008年(平成20年)3月15日より定期券について連絡運輸を開始した[3]。 2010年(平成22年)5月16日のダイヤ改正で新設された「エアポート急行」が停車するようになったため、品川方においてホーム延長工事が行われた。また、長らくトイレは駅舎内に設置されておらず、西口の少し先にある道路沿いの公衆便所か、プララ杉田内にあるトイレを利用するしかなかったが、2010年(平成22年)4月に上りホームにトイレが設置された。多目的トイレを併設している。 のりば
利用状況横浜市統計書によると2022年度の1日平均乗降人員は29,995人(乗車人員:15,015人、降車人員:14,980人)である[4]。 2020年度の1日平均乗降人員は27,123人であり[5]、京急全72駅中14位。エアポート急行と普通のみが停車する駅の中では最も人数が多い。 近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。
駅周辺古くからの町並みの中にある。駅付近から東へ400メートル程の新杉田駅付近まで商店街(ぷらむろーど杉田)が続いている他、付近には東漸寺や杉田梅林で知られた妙法寺など、歴史のある寺院が存在している。 その他、駅周辺の主要な施設としては、横浜市立杉田小学校(徒歩3分)、横浜市立浜中学校(徒歩7分)、横浜市立杉田地区センター(プララ杉田内)、横浜杉田西郵便局(徒歩5分)などがある。 バス路線横浜市営バス、京浜急行バスにより運行されている。駅前の杉田新道上にある「杉田駅」が最寄りバス停である。 この他中原本道上の「杉田小学校」及び駅から東へ500m程の国道16号上の「聖天橋」も利用可能である。発着する路線の詳細は横浜市営バス磯子営業所・京浜急行バス追浜営業所・京浜急行バス杉田営業所を参照。
隣の駅脚注
出典
関連項目外部リンク
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