杉江“アマゾン”大輔(すぎえ“アマゾン”だいすけ、1980年10月12日 - )は、日本の男性柔術家、総合格闘家。愛知県半田市出身。CARPE DIEM HOPE主宰。
来歴
半田市立乙川中学時代に柔道部に入部し、愛知県で個人55キロ級で3位、高校は柔道推薦で東邦高等学校に入学。卒業後は大学推薦の話があったものの、進学せずALIVEへ入会し、総合格闘技とブラジリアン柔術を始める。
2000年9月10日、全日本アマチュア修斗選手権ウェルター級に出場。決勝で門脇英基に判定勝ちし、優勝を果たした。
2001年2月18日、プロ修斗デビュー。
2002年5月28日、修斗で川尻達也と対戦し、TKO負け。
2004年3月28日、修斗環太平洋ウェルター級王座決定トーナメントの1回戦で雷暗暴と対戦し、判定負け。
2005年7月17日、PRIDE 武士道 -其の八-に緊急参戦。ジョシュ・トムソンに膝十字固めで一本負け。フィニッシュとなった膝十字固めで膝を負傷。この試合後、総合格闘技を離れしばらくは柔術、グラップリングに専念することとなった。
2005年7月28日から31日に行われた世界柔術選手権(ムンジアル)に初出場、黒帯レーヴィ級で初戦敗退。
2006年7月26日から30日に行われた世界柔術選手権に出場し、黒帯レーヴィ級の2回戦で、セルソ・ヴィニシウスに敗れた。
2007年8月23日から26日に行われた世界柔術選手権に出場し、黒帯レーヴィ級で2回戦敗退。
2007年12月23日から24日に行われた日本ブラジリアン柔術連盟主催の第1回全日本オープン選手権に出場。1日目のアダルト黒帯レーヴィ級では、決勝で大内敬に送り襟絞めで一本勝ちし優勝。2日目のアダルト黒帯アブソルート級では、決勝で廣瀬貴行にやはり送り襟絞めで一本勝ちし優勝を果たした。
2009年1月30日から2月1日にポルトガルで行われたヨーロッパ柔術選手権(ヨーロペウ)に出場し、黒帯レーヴィ級で準優勝(優勝はマイケル・ランギ)を果たした。
2009年6月、世界柔術選手権(ムンジアル)に出場し、黒帯レーヴィ級で2回戦敗退。
2009年11月23日、4年4か月ぶりの総合格闘技復帰戦となった修斗でパオロ・ミラノと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
2015年5月17日、須藤元気がプロデュースするアマチュア柔術大会の一騎討 第二回大会に出場し、トーナメントでの3戦を全て一本勝ちし優勝を果たした。
人物・エピソード
戦績
総合格闘技
総合格闘技 戦績
|
19 試合
|
(T)KO
|
一本
|
判定
|
その他
|
引き分け
|
無効試合
|
10 勝
|
0
|
4
|
6
|
0
|
1
|
0
|
8 敗
|
1
|
3
|
4
|
0
|
勝敗
|
対戦相手
|
試合結果
|
大会名
|
開催年月日
|
× |
遠藤雄介 |
5分3R終了 判定0-2 |
修斗 SHOOTOR'S LEGACY 01 |
2011年1月10日
|
○ |
小知和普 |
5分2R終了 判定3-0 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.21 |
2010年10月24日
|
× |
佐々木信治 |
5分3R終了 判定1-2 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.20 |
2010年6月13日
|
○ |
田村ヒビキ |
2R 4:09 腕ひしぎ十字固め |
修斗 BORDER -season 2- 「波動」 |
2010年3月28日
|
○ |
パオロ・ミラノ |
5分2R終了 判定3-0 |
修斗 REVOLUTIONARY EXCHANGES 3 |
2009年11月23日
|
× |
ジョシュ・トムソン |
1R 4:35 膝十字固め |
PRIDE 武士道 -其の八- |
2005年7月17日
|
○ |
カルター・ギル |
1R 1:42 三角絞め |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.8 |
2005年7月3日
|
× |
石田光洋 |
5分3R終了 判定0-3 |
修斗 WANNA SHOOTO 2004 |
2004年11月12日
|
○ |
川勝将軍 |
5分3R終了 判定3-0 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.6 |
2004年9月12日
|
× |
雷暗暴 |
5分3R終了 判定0-3 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.5 【環太平洋ウェルター級王座決定トーナメント 1回戦】 |
2004年3月28日
|
○ |
トム・カーク |
1R 2:56 腕ひしぎ十字固め |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.4 |
2003年9月21日
|
○ |
大河内貴之 |
5分2R終了 判定3-0 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.3 |
2003年3月30日
|
× |
川尻達也 |
2R 4:19 TKO(マウントパンチ) |
修斗 SHOOTO GIG EAST 09 |
2002年5月28日
|
× |
八隅孝平 |
1R 3:31 フロントスリーパーホールド |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.1 |
2002年3月31日
|
× |
山崎剛 |
2R 3:44 腕ひしぎ十字固め |
修斗 SHOOTO GIG EAST 2001-06 |
2001年10月23日
|
○ |
村濱天晴 |
1R 1:32 腕ひしぎ十字固め |
修斗 SHOOTO GIG WEST Vol.2 |
2001年9月23日
|
○ |
石田光洋 |
5分2R終了 判定3-0 |
修斗 SHOOTO TO THE TOP |
2001年7月6日
|
△ |
藤原正人 |
5分2R終了 判定0-0 |
修斗 SHOOTO GIG EAST Vol.2 |
2001年5月22日
|
○ |
椎木努 |
5分2R終了 判定2-0 |
修斗 SHOOTO GIG WEST |
2001年2月18日
|
グラップリング
勝敗
|
対戦相手
|
試合結果
|
大会名
|
開催年月日
|
△ |
小谷直之 |
8分1R終了 時間切れ |
QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO |
2020年10月27日
|
△ |
小見川道大 |
4分1R終了 時間切れ |
QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO |
2020年10月27日
|
○ |
マックス・フェルナンデス |
1R 2:28 スリーパーホールド |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.15 【グラップリングツアー プロフェッショナルクラスルール】 |
2008年8月3日
|
○ |
バレット・ヨシダ |
3R(4分/4分/2分)終了 ポイント8-1 |
DEEP X 02 |
2007年12月2日
|
○ |
アルバート・クレーン |
5分2R終了 ポイント12-2 |
修斗 SHOOTO GIG CENTRAL Vol.11 【修斗グラップリングルール】 |
2006年11月26日
|
× |
タクミ |
5分2R終了 ポイント0-1 |
修斗 SHOOTO GIG EAST 11 【修斗グラップリングルール】 |
2002年9月25日
|
獲得タイトル
- 全日本アマチュア修斗選手権 ウェルター級 優勝(2000年)
- アジア柔術選手権(アジアチコ) 黒帯レーヴィ級 優勝(2006年)
- Giグラップリング ライト級 優勝(2006年)
- ADCC JAPAN TRIAL 77kg未満級 優勝(2007年)
- アジア柔術選手権 黒帯レーヴィ級 優勝(2008年)
脚注
関連項目
外部リンク