本鶴来駅(ほんつるぎえき)は、かつて石川県石川郡鶴来町(現:白山市)に位置していた、北陸鉄道能美線の駅(廃駅)である。
歴史
開業前の工事施行認可申請時には、「古町停留場」として申請[1]。
年表
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅であり、当駅から鶴来駅までの約300 mの区間は石川線と並行して複線区間のようであった。なお、石川線側に当駅のホームは無かった[1]。
周辺
- 住宅が多く立ち並んでいる。
現状
駅跡は生活道路となっているが、貨物上屋だった建物が倉庫として使われている。
隣の駅
- 北陸鉄道
- 能美線
- 鶴来駅 - 本鶴来駅 - 岩本駅
脚注
注釈
- ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』6号 北信越(新潮社、2008年)p.28では1932年1月16日に新鶴来駅開業とあるが、「地方鉄道運輸開始」『官報』1932年1月25日(国立国会図書館デジタル化資料)によると、1932年1月16日の天狗山 - 鶴来間の開業時には本鶴来駅という名の駅はなく、鶴来本町駅という駅があった。開業前の1931年(昭和6年)12月18日の認可申請では、この鶴来本町駅に「貨物積込場を設けて停車場にすること」となっている[1]。
出典
関連項目