有田インターチェンジ
有田インターチェンジ(ありだインターチェンジ)は、和歌山県有田郡有田川町天満にある阪和自動車道のインターチェンジ(IC)である。 和歌山方面のみ出入り可能なハーフインターチェンジである。みなべ・白浜方面への出入りは湯浅御坊道路の有田南ICを利用する。 有田川町や有田市の最寄りICである。また、国道424号とともに和歌山方面と田辺市龍神地区を結ぶ経路としても利用される[1]。 接続する道路
歴史海南湯浅道路の終点の「吉備インターチェンジ」(きびインターチェンジ)として、1984年3月に開通した。海南湯浅道路は一般国道42号の海南市から有田郡吉備町までを結ぶ一般有料道路で、海南ICで阪和自動車道と接続していた[2][3]。1994年7月には湯浅御坊道路が接続した[4]。 海南湯浅道路は2005年4月に高速自動車国道に編入され、阪和自動車道の一部となった[5]。 開通時点では県道吉備金屋線に接続する出入口(所在地:大字天満字丸山)と町道土生池線に接続する出入口(所在地:大字明王寺字供田)が設けられ、翌1985年10月に国道42号現道への取り付け部(大字明王寺 - 大字水尻)が開通した[2][3][6][7]。 阪和自動車道海南IC - 有田IC間の4車線化事業および県道吉備金屋線の改築工事に伴って2009年に出入口が変更され、接続する道路は従来からの国道42号と県道吉備金屋線の新道の2つとなった[8]。11月20日に県道吉備金屋線の新道に接続する出口が開通し、県道吉備金屋線現道に接続する出入口と町道土生池線に接続する出口が閉鎖された[8]。次いで12月18日に県道吉備金屋線の新道に接続する入口が開通し、町道土生池線に接続する入口が閉鎖された[8]。 2007年11月に、吉備インターチェンジから「有田インターチェンジ」に改称された[9]。これは2006年1月に吉備町外2町が合併して有田川町が発足したことを機に、有田みかんで知られる「有田」への名称変更を地元が要望したことによる[10][11]。この裏では名称変更を要望する有田市長らと西日本高速道路(NEXCO西日本)の石田孝会長との間を自由民主党の二階俊博総務会長が仲立ちしている[11]。NEXCO西日本は地元自治体との協議会や利用者アンケートを行った上で名称変更を行った[9][10][11]。吉備ICと吉備南ICの2ICの名称変更でNEXCO西日本は約6000万円を負担している[11]。 年表
周辺
料金所隣脚注
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