早島町
早島町(はやしまちょう)は、岡山県南中央部に位置し、都市雇用圏では岡山都市圏に属する町。県庁所在地の岡山市と県下第2位の都市倉敷市に四方を囲まれており、双方のベッドタウンとなっている。また、面積は県下自治体の中で最小である一方、人口密度は県下最大となっている[1]。(地図 - Google マップ) 地理町域の大部分は古代には「吉備の穴海」と呼ばれ、船の重要な航路となっていたおり、「早島」はその名の通り島の一つであった[1]。その内海では数百年前から高梁川などからの土砂で次第に干潟化が進んでいった[1]。 戦国大名の宇喜多氏が一円の領主となると干拓による新田開発が進んだ[1]。児島湾干拓の先駆けとなる宇喜多堤は四国の金刀比羅宮への街道「金毘羅往来」の一部となり、特に山陽道を吉備津から南下して早島に至る南北ルートと、岡山から米倉や妹尾を経て早島に至る東西ルートは現在の市場地内で合流し、宇喜多堤を西進して茶屋町方面に向かっており大いに賑わった[2]。 町の南部は干拓地で岡山平野の一部を形成し、中央部にかつて島であった丘陵がある。北部も丘陵となっており、岡山市と一体化した岡山県総合流通センター、民間の流通団地、独立行政法人国立病院機構南岡山医療センターなどが立地する。JR西日本宇野線(瀬戸大橋線)により結ばれた岡山市との関係が深いが、倉敷市との関係も深く、町民の通勤・通学先に占める割合はほぼ同率であり、両市でそのほとんどを占めている(後述)。なお、警察署・消防署の管轄区域や県立高等学校の学区などでは倉敷市(矢尾、日笠山、若宮は岡山市)と同じ区域に区分される。
隣接している自治体・行政区歴史沿革
行政
経済産業
など 本社を置く企業姉妹都市・提携都市だった自治体国内地域医療人口
通勤・通学
2010年時点で早島町内に住む者は73.4%が町外へ通勤・通学しており、流出先は岡山市(33.9%)と倉敷市(32.3%)がほとんどを占め、通勤・通学率は両市ともほぼ半々となっている。流入人口(3213人)よりも流出人口(4449人)の方が多くなっており、このことから町内は昼間人口より夜間人口の方が多いベッドタウンとしての性格が色濃く、岡山・倉敷両市のほぼ同率の影響下にあることが見て取れる[6]。 教育
交通鉄道路線バス路線
早島タクシーが早島町から受託・運行している。運行時間・本数は7時から19時までの毎時1往復。運賃は無料。定期運行は日曜〜金曜(祝祭日を除く)で、町主催全町行事日(土曜日)に臨時運行する[7]。
タクシー
放送
早島町は全域が岡山本局(金甲山送信所)のエリアに入るため、良好に入る。
県域FMラジオ局は金甲山送信所からの電波で聞くことができる。コミュニティ放送は、各送信所からの電波が良好に入り、公式サイトではサービスエリアに入っている。
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事出身著名人
脚注
関連項目外部リンク
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