文慶建
文 慶建(ムン・キョンゴン、朝鮮語: 문경건 1995年2月9日 - )は大韓民国・釜山広域市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・大分トリニータ所属。ポジションはゴールキーパー。 来歴プロ入り前小学校4年時にサッカーを始めた[3]。当初のポジションはミッドフィールダーであったが、同年代より身長が高かった事を理由にゴールキーパー(GK)を任された[3]。文をフィールドプレーヤーとして育てたかった父親からは反対されたが、プレーを始めて直ぐにGKというポジションに対して魅力を感じた[3]。その後もGKとしてプレーを続け、トーナメントの度にPKをよく防いだことから、「PKに強いGK」と呼ばれるようになり、評価を高めた[3]。 2014年に光云大学校に入学し同校サッカー部に入部。光云大にはGKコーチが在籍していなかったが、練習が休みとなる週末に龍仁大学校のGKコーチに個人指導を受けていた[3]。 プロ入り後光云大に入学後から本格的にJリーグ入りを志向し、当時ベガルタ仙台に所属したキム・ミンテの出場試合を観た際の雰囲気に惹かれ、「1歳でも若い時にチャレンジしたい」という思いを持った[4]。2017年8月3日、Jリーグ・大分トリニータに加入[5]。同年は公式戦出場機会は無かった。 加入2年目の2018年はJ2第13節・アルビレックス新潟戦にて公式戦初のベンチ入りを経験すると、同試合から数えて公式戦5試合目の天皇杯2回戦・レノファ山口FC戦にて、先発出場でプロデビューを果たした。 チームがJ1に復帰した2019年は公式戦出場無しに終わったが、2020年8月5日のルヴァン杯第2節・ガンバ大阪戦でのプレーが評価されると、続く8月8日のJ1第9節・川崎フロンターレ戦にて先発に起用され、Jリーグ初出場を果たした[4]。この試合以降は高木駿から一時レギュラーポジションを奪い、リーグ戦17試合に出場した。 兵役を務めるために2020年限りで大分を退団[6]。2021年、Kリーグ1所属の大邱FCに加入した[7]。しかし、肩の負傷により戦線を離脱。リーグ戦わずか2試合の出場にとどまり、7月20日に契約を解除した。 2021年7月20日、Kリーグ2・安山グリナースFCに加入することが発表された。2022年からは済州ユナイテッドFCに一旦移籍した上で、兵役により金泉尚武FCに加入し2年間プレーした。 2024年、大分トリニータに完全移籍で4年ぶりに復帰した[8]。 所属クラブ
個人成績
タイトルクラブ
代表歴脚注
関連項目外部リンク
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