摩耶ロープウェー摩耶ロープウェー(まやロープウェー)は、兵庫県神戸市灘区の摩耶山にかかる、こうべ未来都市機構のロープウェーである。 概要摩耶山の中腹にある虹の駅と、山頂部にある星の駅を結ぶ。摩耶ケーブル線と合わせて、まやビューラインという公式愛称がつけられている。以前は、まやビューライン夢散歩という愛称だったが、近年ではその愛称はほとんど使われていない。しばしば、まやロープウェーとも表記される。 摩耶山山頂の星の駅近くにある掬星台展望台から眺める神戸の夜景は「1000万ドルの夜景」といわれている。また同駅から釈迦の生母摩耶夫人像を祀る忉利天上寺は徒歩10分のところにある。また同駅付近にサンテレビジョンの親局送信所がある。 路線データ
運行形態
ゴンドラ現在の車両は、1号車には「ひこぼし」2号車には「おりひめ」という愛称がそれぞれ付けられていて、車体色は摩耶ケーブル線と同じで「おりひめ」は「海老茶」(■#773c30) であり、「ひこぼし」は「苔色」(■#69821b) である。2001年の営業再開時に3代目の車両として安全索道と武庫川車両で新造されたが、2014年の事故で激しく破損した「おりひめ」のみ新たに製造されたため[1]、「おりひめ」の車両は4代目となっている。4代目の「おりひめ」は、2014年に安全索道と阪神車両メンテナンスで製造されたもので、外観は3代目と同一になっている。 内装については、3代目の廃車発生品で再利用可能な部品は極力流用[2]しており、新調した部分も3代目と同一に作られたため、相違点は製造銘板や諸元の内容、「扉に注意」と書かれたプレートのフォント程度しかない。 3代目「ひこぼし」・4代目「おりひめ」共に、当初は窓枠がアルミ無塗装になっていたが、後に車体の色に塗装された。 また、3代目「ひこぼし」の前照灯は当初はシールドビームであったが、後に白色LEDに変更されている。
1974年から営業休止まで使われた、2代目車両は角ばった車体となり、初代と同様に1号車は「すずかぜ」・2号車は「そよかぜ」という愛称があった。 営業再開時に廃車になっているが、2020年2月現在も1号車の車体は六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅近くの駐車場で料金所として使われている。
歴史
駅一覧接続路線
脚注
関連項目
外部リンク |