愛輝区
愛輝区(あいき-く)は中華人民共和国黒竜江省黒河市に位置する市轄区。
旧称を璦琿といい、漢字表記は語で「水貂(aihū)」を意味する言葉に対する当て字である。[要出典]璦琿は日本語の音読みでは本来「アイキ」が正しいが、「アイグン」という読み方が慣習となっている[1]。かつて区域内を流れる黒竜江の支流艾虎河に由来して艾渾、愛呼、艾滸とも呼ばれていた。清朝が甘受した不平等条約の一つである、ロシア帝国との間で結ばれたアイグン条約の締結地として知られる。 地理
歴史1908年(光緒34年)に設置された璦琿庁を前身とする。中華民国が成立すると1913年(民国2年)に璦琿県と、1956年に愛輝県と改称された。1980年に県城部に黒河市が分割設置、1983年には愛輝県が廃止され黒河市に編入された。1993年に地級市の黒河市が成立する際、旧黒河市は愛輝区と改編された。2015年5月18日、黒竜江省政府の決定により、管下の「愛輝鎮」の名前が旧名の「璦琿鎮」に戻った[2][3]。だが、区名は「愛輝区」のままである[4]。 行政区画→「中華人民共和国の行政区分」を参照
4街道、3鎮、5郷、3民族郷を管轄: 教育大学交通国境検問所航空鉄道道路健康・医療・衛生
関連項目脚注
外部リンク |